韓国は泣き下戸か?

 

韓国は泣き下戸か?    2019年2月24日


 2月22日は島根県が制定した「竹島の日」である。 ソウルの日本大使館前では、午前中から複数の市民団体が抗議のデモを行い、「日本は竹島の日を今すぐやめろ」「独島(ドクト)は韓国固有の領土だ」などと声を上げ、デモ参加者の一部が声明文を直接、手渡ししようと日本大使館の玄関に向かい、警官隊に制止された。


 また、韓国外務省も22日午後、島根県で開かれた「竹島の日」の式典に内閣府の政務官が参加したことについて抗議する声明を発表。「歴史を謙虚に直視すべきだ」と日本政府を非難した。

 菅義偉官房長官は22日午前の記者会見で、島根県の「竹島の日」記念式典に政府代表として安藤裕内閣府政務官を派遣したことに関し、「領土および主権は国家の基本であり、今後ともわが国の立場についての正確な理解が浸透するよう国内外への発信と啓発を継続していきたい」と強調し、宮腰光寛領土問題担当相も会見で「竹島は歴史的事実に照らしても国際法上も明らかにわが国固有の領土だ。 引き続き関係自治体と連携し、内外発信の強化に努めていきたい」と述べた。


 日本史、世界史においては、小中学生程度の幼少者が戦闘に立ち、あるいは巻き込まれる事例が幾多存在する。

 島原の乱は、松倉勝家が領する島原藩のある肥前島原半島と、寺沢堅高が領する唐津藩の飛地・肥後天草諸島の領民が、百姓の酷使や過重な年貢負担に窮し、これに藩によるキリシタン(カトリック信徒)の迫害、更に飢饉の被害まで加わり、両藩に対して起こした反乱である。

 総大将は、16歳の天草四郎時貞であり、非戦闘員(女・子供など)推定で13,000人以上を含み、総計約37,000人が戦死した。

 白虎隊は、会津戦争に際して会津藩が組織した、16歳から17歳の武家の男子によって構成された部隊である。 会津藩では若松城(鶴ヶ城)を死守すべく、若松へと至る街道口に主力部隊を展開させて防備に努めたが、圧倒的な物量で迫る新政府軍に対しては劣勢は否めず、老若男女が玉砕覚悟で臨む戦局にあっては是非もなく、白虎隊は各防衛拠点へと投入された。

 十字軍は、中世に西ヨーロッパのキリスト教、主にカトリック教会の諸国が、聖地エルサレムをイスラム教諸国から奪還することを目的に派遣した遠征軍である。

 十字軍は純粋に軍人だけで構成されていたわけではなく、従者のほかにも巡礼者や女・子供、娼婦など雑多な人間が混じっており、騎士は巡礼者らの保護に努めたが、戦闘時には足手まといになる場面が見られた。

 少年十字軍も熱心な民間人の遠征隊の一つで、無償で船を提供すると接近してきた商人の支援により聖地へ向かったものの、7隻の船のうち、2隻の船がサルディニア島付近で難破、無事だった船もアレクサンドリアで奴隷商人の手に渡ってしまうという悲劇的な結末となった。


 このように幼少者が犠牲となる騒乱にもかならず一理はあり、領主の圧政に対する生存権の確保、イデオロギー的に追従できない宗家への忠誠心、敬虔な信仰心と異教徒に対する排斥という筋合いのもとに活動したのである。

 それに照らすと、掲載写真の幼少者は何を条理として、国旗を振り唱えているのであろうか ?

 幼少にして、そのような崇高な条理のもとに活動できるほどの知能学識者が多数存在する韓国から、いまだノーベル平和賞以外の受賞者が皆無なのは、何か選考委員会に間違いがあるのであろうか ?

 それとも、ボーイスカウトの赤い羽根募金を真似た、ヤラセ集会であろうか ?

 国際法では、人間の盾を使って軍事目標を守ることは戦争犯罪であるとみなされている。

 例えば、

・1994年 ボスニアのセルビア人による。
・1990年 湾岸戦争による。
・2009年 スリランカ内戦の最終局面では反政府勢力タミル・イーラム解放のトラが北部地域に追いやられ、事実上10万人以上の一般市       民が人間の盾状態となった。
・2011年 シリア内戦では、シリア、イラクの都市を占拠したISILが住民の脱出を許さず、シリア政府軍やシリア民主軍に対して人間       の盾として抵抗した。。
・2013年 フィリピンのサンボアンガを襲撃したモロ民族解放戦線は、占領した村の住人を人間の盾として利用しフィリピン軍と戦った。

このような人間の盾の事例が多数存在するが、いずれも未開発地域・住民による民族紛争である。

 韓国政府の、物事の真偽の程もわきまえず国民に、さらに幼少者に偏執的に刷り込み人間の盾のごとく駆り出すことが、まともな市民運動と錯覚されていること自体、韓国は国家的低知能集合体であるという証と言うしかない。


 川中島の戦いは、武田信玄(武田晴信)と上杉謙信(長尾景虎)との間で、北信濃の支配権を巡って行われた戦いである。 確実な史料上からは確認されないものの、信玄と謙信の一騎討ちとして、日本人の精神を体現する著名な場面である。

 また、これも実現はしなかったが、戦艦「大和」を含む栗田健男中将が指揮する艦隊が南下してレイテ湾に突入し、6万~7万人の米軍部隊に砲撃し、運搬船も沈めて形勢逆転を狙う、正面突破作戦も日本人の精神を体現している。

 竹島は歴史的事実に照らしても国際法上も明らかにわが国固有の領土だ、と宮腰光寛領土問題担当相が堂々見解するほどに、日本側は理論的である。

 徴用工、レーダー照射そして竹島領有権等々、いい加減に韓国は逃げ隠れ、愚痴の垂れ流しせず、日本と一騎打ちで決着をつけるべきである。

それが、国家の品格というものであり、それなくしては、いつまでたってもメカケとヒモの呼ばわりから脱することはないと断言する。