健康的なダイエット

 

健康的なダイエット    2012年11月12日


 痩せなければならないのは、肥満は生活習慣病のもとだからです。 肥満の原因は現代型の食生活であると考えられています。 すなわち、砂糖や油の取り過ぎ、加工食品の食べ過ぎ、精白された穀物の食べ過ぎ、そして、野菜・果物・豆類・海藻類などの食べなさ過ぎです。

 本来のダイエットの意味である「食養生」をもっと心がけ、無理なカロリー制限や過度の運動は避けるべきという提案がされています。

ダイエットについて考えます。


 私も含めて、特徴的な3パターンの生活スケジュールをあげてみます。

◆私のスケジュール(170cm、56Kg)

午前 6時 起床、ランニング(5000m/日)、朝食(ごはん、味噌汁 400kcal)
   8時 出勤、仕事
午後 0時 昼食、仕事(ランチ定食 600kcal)
   7時 帰宅、夕食(ごはん、味噌汁、おかず3品 800kcal)
11時 就寝 

摂取カロリー量 1,800kcal/日です。 お酒 1回/月です。
ランニングを例にとると、以下のような身体的効果が確認できます。

1 体脂肪率8%を維持できる      7 血行・冷え性・肩こりを改善できる
2 標準体重-8㎏を達成できる     8 免疫力UPで丈夫な体になる
3 早寝早起きを習慣化できる      9 睡眠時間を7時間確保できる
4 脳の働きが活性化される       10 汗腺が活発になり代謝も進む
5 着地の刺激で骨が丈夫になる     11 ストレスが解消できる
6 飲食量・睡眠不足を管理できる    12 生活を規則正しくできる


◆某医師のスケジュール(173cm、62Kg)

午前 3時 起床
午後10時 就寝   ・・・ホルモンが分泌され、身体の修復がされる。

「スポーツはするな」・・・人間の心臓の動く回数は決まっており20億回である。
「座っている時は貧乏ゆすりをしろ」・・・これは古い血液の流れを良くするための動物本来の動きである。
「3食は食べない」 ・・・1日1食で充分。 お腹がなると体内から若返りホルモンが分泌される。
「食事の後はすぐに寝る」・・・食事の後、消化を助けるためには動かないのが良い。
「皮脂を保つ」  ・・・ゴシゴシこすらず洗う。 石鹸を使って洗うのは週2回。 シャンプーは2日に一度。
「穀物は全粒、野菜は葉ごと、ゴボウは皮をむかないで、魚は皮ごと、骨ごと、頭ごと食べる」


◆某トレーニング好き市長のスケジュール(184cm、75Kg)

午前 7時 起床、朝食
   8時 出勤、仕事
午後 0時 昼食、仕事
   5時 フィットネストレーニング
   7時 夕食、仕事
  11時 帰宅
  12時 就寝 


これらは少々極端な例で、むしろストレスを増幅させるかもしれませんし、経験者でなければ運動傷害を引き起こすかもしれません。 

 しかし、数日ごとに飲酒や肉食を摂ると、定期的に運動をしなければ間違いなく摂取カロリーが代謝のそれをオーバーします。 逆に、某医師は運動反対論者のため、食事量を制限することでバランスをとっています。

 ちなみに、カロリーベース総合食料自給率(平成23年度)=1人1日当たり国産供給熱量(941kcal)/1人1日当たり供給熱量(2,436kcal)=39% の公式に示される熱量は過剰で、これではダイエットが必須となります。

 軽快で快適な体幹と体調維持のためには、1,800kcal/日以下のカロリー摂取量を目標に、適度な食事と運動をすることがよいと思います。