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毎年この時期(5月初旬から中旬)は、私の家の周囲はレンゲソウの花でいっぱいになる。一面のうす紫色に包まれる。
花は決して、人に見てもらおうとして咲いているのではない。
ただ、生命の限り、咲いている。
美しく見られようと思って咲いているのではない。
ただただ、生命の限り、咲いている。
しかし、いや、それゆえに美しい。
生まれてきてよかったと思う者は、人を殺すことはできない。
生まれてきてよかったと思う者は、他の人だって生まれてきてよかったと思えるものだと思うから。
この星の上にいる人の圧倒的大多数は、この世に生まれた「偶然」に耐え切れずにいるのではないか。
そして「偶然」によって殺されていく。
たまたま、トレンチコートが好きな少年と同じ学校に通っていたというだけで。
たまたま、バルカン半島の小さな自治区に生まれたというだけで。
それでもなお生きることを肯定する、生きるものの哲学を世界は必要としている。
Date : 1999/05/04
「正しいって事で自己満足しても何も変わらねぇ……」(2002/08/01)
やってしまへやってしまへ
酒を呑みたいために尤らしい波瀾を起すやつも
じぶんだけで面白いことをしつくして
人生が砂っ原だなんていふにせ教師も
いつでもきょろきょろひとと自分とくらべるやつらも
そいつらみんなをびしゃびしゃに叩きつけて
その中から卑怯な鬼どもを追ひ払へ
それらをみんな魚や豚につかせてしまへ
(2002/06/18)
思い通りにならないから…
オレ達は…
闘うんだ…
(2001/11/26)
後悔を外に垂れ流すことが人間らしいことなのではない。(2001/10/03)
「好きなだけです……
生きることが… 好きなだけです…!」
(2001/05/26)
社会の全景にデウス・エクス・マキーナ〔救いの神〕によって押しつけられるものであってはならない。そうではなくて、市民の筋肉と頭脳から生まれるべきものだ。”
(2001/03/26)
「救う」こと。(2001/02/13)
孤独と孤立と。
(2001/01/15)
状況が深刻であればあるほど、絶望している暇などないのだ。
(2001/01/05)
(2000/12/11)
他者による「救済」などありえない。
(2000/12/04)
「答えのない者に 誰が救える?」(2000/11/27)
「生きる者のため・・・か」(2000/11/13)
「許すこと、それは世界の残酷さに抵抗することである。」(2000/11/06)
救世主は来ない、と考えてみよう。(2000/10/30)
「オレは…神様じゃない…」(2000/10/25)
「人を人たらしめるのは希望の花を慈しむことのみではないか!!」(2000/10/09)
1人を生かすために1人を殺すこと。
(2000/09/28)
自分の尊敬する人を殺した相手を救えるか?(2000/09/28)
『The World is Mine』須賀原本部長からの挑戦。(2000/08/28)
この世に生きる意味は「ある」か?(2000/07/31)
「他者と繋がれ!! その身を縛りつけれ!! その意志を委ねれ!!」(2000/07/20)
これも昔に書いてたんだけど、ここにぶら下げると収まりがいいので。(2000/06/12)
生きると言うことは可能性を削ぎ落とすことだ。(2000/05/15)/p>
「人を殺しているのは血に飢えたあなただ。」(2000/05/07)
「自分の幸せだけを追い続けたって 幸せなんて近づいてはこない。
だが他人のために生きようとした途端、味わえる幸せは山ほど増えるんだ。」(2000/01/03)
(1999/09/06)
「…だ、誰だって…生きてべ。
しぇば、殺せね…殺しちゃなんね。」(1999/07/12)
頭がいいって、本当にそんなにいいことなのかい?(1998/07/05)
『なぜ人を殺してはいけないか?』という本がある。
しかしながら、哲学者がこの手のタイトルで本を書くと、だいたいろくなことがない。(1999/06/21)
誰かによって考えられたものを第3者にわたすことで自分の価値を見出しているようではだめなのだ。自分の問題として受け止め、自分のちっぽけな頭で考えることが必要なことなのではないか。 (1999/06/06)
大阪府立大学の森岡正博教授の生命学のページの「引き裂かれた生命」及び「無痛文明論」を読んで。 (1999/05/31)
そう、肯定するのだ。
肯定−と言っても、目の前の状況を価値あるものと無条件にみなす、という意味ではない。
まずはいったん、事実は事実として受け止め、受容し、そこから出発することを考える、ということだ。 (1999/05/31)
どこのどういう人であれ、たまたまその時その場所にいたというただそれだけで殺される危険を持つ時代−これはいったい何なのか? (1998/10/21・1998/11/01)
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Updated : 2002/08/01
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