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ごんべさん、さーしぶりです。araraです。
がんじょしょーんなるでしょうか?
うちゃ、えっと肥えて、腰がいちゃーていちゃーてかなわんです。
先月田舎に帰りまして、ctatta親分やらryoma元社長やらとあすんで来ました。
catta親分は会社を継いで「代表者」になりましてな、なんやら風格ちゃな むんが出てきたやーに思います。ryomaは相変わらず怪しいやつです。
三徳山にさーしぶりに登っただけど、ryomaは登り口でリタイアしました。
酒ばーっか呑みよるで、体力がなーなっとるですが。
ところで、きょう朝間、おかーちゃんと電話しとってこがな会話が出ました。
母「あんな、いまな、“きみのはしらかいたん”くっとるに」
私「そらな、ポップコーンちゅーだーで」
母「だ、だがな。おまいはなんでもよーしっとるがな、きょーさめーわ」
『鳥取弁辞書』で
【《記憶》大豆、そら豆、ただ米、きみなどの穀類を煎ってふくらませることを、「はしらかす」と言ってたような気がする。】
とありますが、いまでも立派に通用しておりますです。(笑)
帰省したときに、一緒に三徳山行った若いむんが「いまそがな方言使うむんはおりゃしませんぜ」なんちいいよりましたが、なんせ田舎出てからひゃぁ30年なりますが。
言ってみら30年前の言葉ですけーな、うちらの使いよるんわ。そがかもしれんですな。田舎は変わったやーな、変わらんやーな、寂れかたです。
道ばっかりよーなって、車のないむんには住みにくいとこーになりました。
これからどがにぃなっだか、行政改革だか、地方分権だかしれませんが、年寄りが安心して住める町がありゃそれでえーです。介護保険なんちゃな変なむんや消費税10%やら年寄りいぢめてどがにーするきだらーかな、政治屋や役人は。
愚痴んなってしまいました。<(_ _)>
こらいてごしない。
なら、また。
《まだまだ続く》こんな見出し語なら、書くことがいっぱいあるからいいなあ。
ごんべが幼少(ガキ)の頃は、ウンコのことを「はこ」と言っていた。(今は使わないと思う)。大便所も「はこ」で通じた。
むかし、ごんべの家に遊びに来ていた女の子と、ごんべの母親との会話は、こうであった。
《メール到着》 「もっと詳しく教えて!」というごんべの図々しいメールに応えて第二便到着。(2003/08/30)
始めまして。時々覗かせてもらってます。37歳の会社員です。
高校卒まで倉吉に居りましたので、今年で大阪暮らしのほうが長くなってしまいました。お盆も帰れなかったので、朝からお邪魔して心を慰めています。
さて、だいぶと読み進めて「は」まで来ました。「はこ」! 懐かしいですね。それで思い出したんですが、うんちを(パンツに)もらすのを「はさみばこ」って言いませんでした?
この件、高校の時に連れの間で論争になり、確か7人中2人(私を含まず)が「いういう!」って言ってたと思います。その時に古語辞典で調べて「はこ」は大便の古語と書いてあり、これは納得。ところが「はさみばこ」は、手紙などを保管する箱の記述とともに、棒の先に箱の付いた例のアレを持つ飛脚のイラストが有り、がっかりしたこと、憶えています。如何でしょう?
あと、父がよく言ってたのんで、
「××(近所のいたずらっ子)はしょうがからいけど、はかいきなやつだ」
「はかいきな」は、大胆とか豪快とか、そういう意味だと解釈してましたが。知りませんか?
母には、「あーんたはほんにぶきっちょな、まんごの手だなあ」なんていわれていましたっけ。
はさみばこの件、お返事いただいて、何か他に思い出すことは無いかいなと考えてみましたが何せもう18年も前のこと、「はこ」の載っていた古語辞典はどこのか忘れましたが、学校で全員一括購入した物。
「はこ」の用例が「はこたれて御座候」だったこと。以後仲間うちでよく使ったこと。
はさみばこを持つ飛脚のイラストが、運送屋さんのと違ってやたらリアルだったこと。(あの走法がいま旬のナンバ走りなんでしょうね。)
そんなショウモないことしか思い出せません。
父母の使っていた「はかいきな」「まんごの手」。特に母は造語の名人でもありましたので、オリジナルかも。あんまり自信ないです。お彼岸に帰ったときに、も一度聞いてみょうと思っとります。
父(62歳、加勢蛇川鮎漁師)や母(58歳、あけびのツルの編み篭名人)の造語が項目なんてものに挙げられてしまったら顔から火が出ますので、確認させてください。
お彼岸の後に届く第三便が楽しみだなあ(ごんべ007)
ご無沙汰しちゃって、すんませんでした。まつもとです。
彼岸にはちゃあんとかえっとったですけど、買い換えたパソコンの世話に手間取ってようメールせんかったですわい。
1.「はこ」調べのその後
「はさみばこ」はともかく、「はこ」は健在のようです。
はさみばこで盛り上がったあのときの高校の連れのうち、二人と飲みに行きました。
「今でもはこなんて使うかえ?」との問いに、大栄町の連れが親戚のおっつぁんの以下のお言葉を教えてくれました。
「ぼけ封じに、お参りに行ってきた。はこたれになりゃ困るけぇ」(ボケ封じにお参りに行って来た。ウンチのたれ流しになったら困るからね) 深いお言葉と共に「はこ」生存確認。
2.「はかいきな」を父に聞いたら
「そがにいは言うけど、どういう意味ってなぁ・・・」(そういう風には言うけれど、どういう意味なのかなあ)と困り顔。
代わって母が、「(例えば農作業なんかしとって、)ああんた、もう済んじゃっただかえ! はかいきななぁ。って使う。早いとか、段取りがええとか、要領がええとか、そぉんな感じっ!」だそうです。ちょっと難しい。
3.「まんごの手」を母に聞いたら
寒い季節に手がかじかんで、うまく動かない状態を、そういうそうです。転じて上手に指が動かせない、不器用な人、いや人じゃなくってその手自体を言うようです。
母が小さいころ、雪の日外から帰ったしもやけの母の手を、母のおばあちゃんが「なんとかかんとかまんごの手〜・・・・」とか歌いながら、お湯につけてくれたそうです。歌は母はしっかり覚えていますが、僕は良く聞き取れませんでした。
この(平成15年の)夏、鳥取でもとても寒くていろいろおかしなことがあったようですね。
帰省にあわせて、父は孫である私の娘たちに鮎を食べさせようと加勢蛇川(かせいちがわ)に行ってくれました。
鮎はたくさん取れましたが、日照不足でエサの苔が少ないせいか、大きく育ってはいるものの腹がやせて白子や卵の入りが悪かったです。
大阪ではなかなか感じ取れない故郷の季節の移り変わり・・・ごんべさんのサイトを訪れて懐かしい言葉に触れ、想いを馳せることでいろいろ大切なこと忘れずにいようと思います。
第四便も待っとりますけぇなっ。
第四便が届きました。「じやじや」の項を参照ください。(ごんべ007)
《「はや」はごんべの母親の口ぐせ。どこの母親でも似たようなものだけど》
《用例》「はや、来なれ」(早く来なさい)。
《用例》「はや、行きなれ」(早く行きなさい)。
《用例》「はや、行っちゃいなれ」(早く行ってしまいなさい)。
《用例》「はや、寝なれ」(早く寝なさい)。
《用例》「はや、寝ちゃいなれ」(早く寝てしまいなさい)。
《用例》「はや、起きなれ」(早く起きなさい)。
《用例》「はや、宿題しちゃいなれ」(早く宿題をしてしまいなさい)。
《注記》因幡地方では「はよ」が優勢。