ひく (「しく【敷く】」の変化)
《品詞》動詞
《標準語》(布団を)敷く
《用例》「おまいの布団は、おまいがひけ」(お前の布団は、お前が敷け)。
《用例》「お客さんの布団を、ひいて来るけ」(お客様の布団を敷いてきますから・・)。
《補遺》鳥取弁では、S音がH音に変化する場合が多いようです。

びす
《品詞》名詞。
《標準語》泣き虫。
《用例》「おまい の子は、びすだないや」(あんたんちの子は、泣き虫だねえ、ほんとに)。

びちくそ
《品詞》名詞
《標準語》(下痢のときなどに出る)液状のウンチ。軟便
《用例》(ほんとはいっぱい書きたいけど)省略

ひちべ (「しちべ」「へちべ」とも) [Thanks to Mr.谷岡昌範]
《品詞》名詞
《標準語》お尻
《補遺》「ケツ」ともいう。

ひとね (「ひとげ」とも)
《品詞》名詞。「ひと」+「
《標準語》他人の家。よその家。わが家以外の家
《用例》「ひとねは、みーんなディズニーランドに行っとんなるで」(よその家は、みんなディズニーランドに行ってるよ。うちはなんで行かないの)。

ひゅうご
《品詞》名詞
《標準語》ツバメ(燕)
《用例》「ひゅうごの巣」(ツバメの巣)

ひょうける [Thanks to 倉吉市誌]
《品詞》動詞
《標準語》おどける

ひる(1)【干る】
《品詞》動詞
《標準語》(洗濯物などが)乾く。
《用例》「今日は天気がええけ、ようひるぜ」(今日は天気が好いから、よく乾くよ)。
《用例》「まんだとらん」(まだ乾いていない)。

ひる(2) [Thanks to Mr. 森本 拓]
《品詞》動詞
《標準語》(おならを)する、(大便を)する
《用例》「ばばひる」「へをひる

ひるから【昼から】
《品詞》名詞、副詞
《標準語》午後
《用例》「勉強は、昼からにしよう」(勉強は午後にしよう)。
《用例》「昼から、出かける」(午後、出かける)。

ひるまで【昼まで】
《品詞》名詞、副詞
《標準語》午前、午前中
《用例》「昼までは、勉強せえや」(午前中は、勉強しろよ)。
《用例》「昼まで、何しとったあ?」(午前中、何してたの?)

ひんがらめ
《品詞》名詞(差別用語)。
《標準語》斜視。

ひんがわりい【品が悪い】
《品詞》形容詞
《標準語》恥ずかしい、体裁が悪い
《用例》「こがな服、よう着ん。ひんがわりいがな」(こんな服は、とても着れないわ。恥ずかしいじゃない)。
《用例》「ひんがわりいけ、あんたとはもう、歩かん」(恥ずかしいから、あなたとは二度と歩かない)。

ひんなか【日ん中?】 〔因幡八頭方言〕 [Thanks to Mr.西郷谷の男(八頭郡河原町)]
《品詞》副詞・名詞
《標準語》半日
《用例》「田の草(くさあ)取るのにひんなかかかった」(田んぼの草取りをするのに半日かかった)。
《補遺》東伯町(東伯耆方言)では、かたけといいます。

びんぼういろぎ【貧乏いろぎ】 〔因幡方言〕 [Thanks to Mr. Kazusuke Yamane]
《品詞》名詞
《標準語》貧乏揺すり


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