なお、PIAFSについてはこちらへ。
A131は「機能」--->93でモデム通信設定切替
PT-101はそのような設定がないが、通話中にスピーカーボリュームを 最小にしておくことをお勧めする
301Sは「機能」--->07--->0でモデム通信設定切替
201Nは「機能」--->55でモデム通信設定切替
さらに、接続中音でモデムがビジー検出をしてしまう場合があるので接続中音の 設定ができるものはoffにしておく。また、PHS本体に設定がない場合はモデムの ATコマンドでbusy検出しないようにする必要がある。
そのままつなぐと9600bpsを超える速度で接続されることがあるので以下のように ATコマンドを設定して強制的に速度を押さえる必要がある。
例:AT+MS=11,1,2400,9600[return](通信速度範囲の強制設定)
(インテグランXJ3288Jの場合)
これを手順の2と3の間に入力するわけであるが、特にこのコマンドはモデムに よって異なるので確認が必要である。ほかの会社のコマンドは確認できないので 各自でマニュアルをひっくり返して調べてほしい。
そしてダイアルアップネットワークで普通に接続を行い、「ダイアル中」と表示
されたときにPHSから電話番号を入力すればよい。
これでだいたいはうまく行くはずであるが、やはり不安定であるのである程度覚悟が
必要ある。
なお、私の所有親機の中で唯一素直に通った親機がJD-B7(シャープ製)。これはPHSのモデム
通信設定でバッサリとエコーがなくなる。まだ201Nだけでしか実験していないが、9600bps
までは難無く通る事が判明している。
ただし、PPP接続(まほろば橿原)になるとどうも相性が悪く、同期を散々取り直した挙げ句
切られてしまう状態が続いているため、現在も調査中である。
ただ、聞く所によると当然の事ながらみなし音声よりは安定して14400bpsでつながる 事が報告されており、バー1本でも通話可能ともいわれている。
また、2400bpsで接続できても9600bpsで接続できないPHS&モデムなどがあるため 詳細は最新情報の多いniftyのsastelやfmodem,fmobileなどで確認されたい。
さらに、PHSのイヤホンマイク周りの形状やサイズなどにも注意する必要がある。
それと、電界強度はあっても距離が離れると強度レベルが不安定になりノイズが乗る
ことがあるため、できるだけ基地局の近くで行うことを薦める。実際、私の位置から
PHSのCS(DDIP)まで500m近くあったとき、接続しても通信に困難をきたす事があった。
特に、通話中にビット誤りが発生するとまず通信できなくなる。その点アステルのA131や
A171はフレーム誤り率が表示されるので回線の状態を把握するには便利である。
速度を抜きにして1番回線が安定しているのは移動体通信プロトコル対応のROAD3で
ある。接続速度は1200bpsでつながることがほとんどであるが、E-mailをやり取り
するには十分である。
(ただしトラフィックが多すぎるのが難点だが・・・・・(^_^;; )
最後に、NTTPの202S以降シャープ製端末はモデムからのダイアルトーンを認識するので パソコンから直接ダイアルが可能である。
tukanana@mahoroba.or.jp