モンテカルロシミュレーションを行う。

設定内容

　メニューから［Poptools］→［Simulation tools］→［Monte-Carlo analysis］と選択すると以下のようなダイアログが表示される。

　このルーティンは極めて単純であるが極めて強力でもある。ワークシートを多くの回数再計算するように設計されている。再計算の度に新しい結果をもたらすように、ワークシートには乱数またはリサンプル関数が含まれていなければならない。
　利用する際には、あるセルの範囲（列）を Dependent range として指定しなければならない。これらのセルは乱数変数と直接的または間接的に従属していなければならない。また Dependent range と同じ列数をもつセルの範囲を Test values として指定しなければならない。このルーティンは２つの範囲の値を繰り返しごとに比較し、test values よりも dependent range のセルの値を上回った（または下回った；これは test criterion の選択による）回数を返す。Test value の範囲が複数列であれば、dependent cells の各行は、対応する Test value の行における列の値と比較される。他の統計値はまとめて出力される。

　一般的には Keep results ボックスをチェックしておくとよい。このボックスがチェックされていれば新しいワークシートを開き、再計算ごとの計算結果を行に出力する。各行の値は従属変数の列対応している。これらの値に基づく統計量を利用することもできる。

Update : 2005/04/27