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Matrix Tools : Scale graph
名前からしてきっとグラフを描いてくれるのだろうと、適当にデータ範囲を選んでこのメニューを選んでも下のようなダイアログを出して怒られる。
まず chart series を選べ、とのたまうのだが、それが何だかわからなければ何をしてたいのかわかんない。
実は、このメニュー、グラフを描いてくれるわけではないんだ。既に描いた散布図グラフの1系列(series)を選択して、それに対し大きさを意味する情報を付加するという段取りを踏む。できあがりのグラフは Excel でもできるバブルグラフに似ているんだけど、バブルグラフでは、「散布図」は描けていない。んなもんで、作者が言うには、散布図に大きさを加えたグラフを描くためにはこんな機能が要るってことらしい。
で、話を戻して。
繰り返しになるけど、この機能を使うためには、まず、Excel のグラフ描画機能を用いて描かれた散布図グラフがなければならない。そいつの描き方くらい知ってるものとする。知らない人はそれくらい自分で勉強しなさい。
設定内容
たとえば次のようなデータが与えられたとする。
この X-Y 分布図をまず作成する。まあ、好みもあるだろうが、ここでマーカーのスタイルを円に変えておいたほういいかも知れない。デフォルトだとひし形◆だけど。それってグラフ上で拡大したらなんかみにくい。
このグラフ上でデータ系列を選択した上で、メニューから[Poptools]→[Scale graph series]を選択する次のようなダイアログが表示される。
[Points sizes]
プロットされているデータに対し、その大きさを指定するデータを指定する。ここの例で言えば3列目(項目 n)を指定する。ただし項目名を含んではいけないみたい。含んで指定したら怒られた。
[Scale size of each point by]
上で指定した 1 の大きさを何ポイントで示すか。デフォルトは 1 だが、たぶんあまりいじくらないほうがいいような気がする。あまり大きいと、見やすい替わりにいったいどの座標の点なのかわからなくなるし、小さいと見にくい。
[Point diameters .../ Point areas ...]
上で指定した表示用の数値が半径の大きさを示すのか、面積の大きさを示すのかをラジオボタンで選択。当然ながら半径を指定したほうが差異が大きくなる。
んな感じでいろいろ指定したらこんなのが描ける。
なお、グラフを描いてから元のデータを変更してもダイナミックにグラフが更新されないので、値を変更したら、ここで書いた作業をもう1回行って再描画すること。
Update : 2005/03/15
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Update : 2005/03/15
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