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Title : Export range
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Matrix Tools : Export range

 ワークシート上で選択した範囲(ただし連続した範囲でなければならない)をタブ区切りテキストファイルまたは固定長テキストファイルに書き出す。

設定内容

 メニューから[Poptools]→[Export range to file]と選択すると次のようなダイアログが表示される。

範囲書き出し設定ダイアグラム

[Range to export]

 書き出す対象の範囲を指定する。これは連続した範囲でなければならない。Excel の範囲って、Shift キー押しながらマウスで飛び地を指定すると連続しない範囲も指定できるんだが、それはダメダメ、ということ。

[Export as type]

 Tab delimited をチェックすると書き出すファイルはタブ区切りのファイルになる。
 Fixed width (spaces used to separate columns) をチェックすると書き出すファイルは固定長スペース区切りのファイルになる。

[Options for Fixed width file]

 上記[Export as type]でFixed width (spaces used to separate columns) をチェックした場合にのみ指定可能となる。
 Pad left をチェックすると値の左を空白で埋めて書き出され、Pad right をチェックすると右を埋めて書き出される。すなわち、それぞれ

____xxxxx.x_____yyyyy______zzz


xxxxx.x_____yyyyy______zzz___

のようになる( _ は space を示すものとする)。私も勘違いしたが、「左詰め」「右詰め」の意味ではない。

 その下のボックスに入れた数値(自然数)だけ各セルに対応する値の間に空白をいれて区切る。たとえばこの数値を5として、書き出すデータを 10, 200, 3000,40000 (行ベクトル)とすると

_____10_____200_____3000_____40000

というデータを書き出す。いわゆる「固定長ファイル」とは違うので注意すること。「表示桁数が固定長」なのではなくて、「固定長の空白をデリミタとする」という意味。なんやそれ、と思うけどな。場合によっては使いにくいような気がする。
 で、そんな妙な区切り方するから−と私は思うのだが−列の幅が一定でなくなってしまう。だから、各列の幅を知りたいか? というのが Return column widths to worksheet ? のチェックボックス。これを指定すると、出力先の左上セルの入力を促すダイアログが表示される。

列幅書き出し設定ダイアグラム

 たとえば次のようなデータを

1.12.22
3.3334.4444

Pad left 、1 spaces between columns として、Return column widths to worksheet ? をチェックして出力すると、ファイルには

___1.1___2.22
_3.333_4.4444

という形式で出力される。このとき1列目の幅は 6、2列目の幅は 7 となるので、結果は 6 と 7 を返す。

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Update : 2004/01/21