衆議院選挙、らしい。

　はあ。なんだかな。参議院で否決されたのに衆議院を解散するってのは未だに理解できんが。

　まあ、しかしだな。考えられる自民党の戦略としては、もっとも有効なのは何もしないってことなんじゃないのかいな。（爆）
　目くじら立てて「造反議員」のいる選挙区に対立候補を立てることにより、保守票を分割してしまうより、敢えて「造反議員」を有利にさせる。落ちてしまえば仕方がないが、当選したとしてももともと保守なんだから、議会における行動は似たものになってくる。「対立候補を立てなかった」ってことで恩も売れるし、小泉以降に復帰・合流なんてことも十分可能だし。
　そもそも、これから９・１１までに現職を向こうに回して各都道府県連が推してくれるような「タマ」を見つけて張り付けられるのかねぇ…という現実的な話もあるしね。

　んなわけで、今回の選挙、分裂選挙にはならないという気がするのだが。

　で、結局、自民も公明もほとんど現状維持、「造反」組もそこそこ勝利、民主は共産と社民を食って微増、ってなわけで、ほとんどが「われわれは勝った」という宣言をする、妙な結果になりはせんのかいなぁ、と思うのであった。