はっきり言って、今週も書くネタに困った。知的に刺激された記事がない。
　だんだんイヤになってくるね、今の政治ネタは。さてはこれで嫌気を有権者に広まらせて投票率下げようっていう魂胆かな。

　今週は３日、私の住む奈良県にやってきて「国体」云々とやらかしたらしい。

　３日の夜に奈良県文化会館（選挙区で言うと奈良１区内。奈良の大仏のある東大寺のすぐ西側と言えばわかるかな？）で自民党奈良県連緊急総会があり、総選挙向けの公約「日本新生プラン」を説明するはずが、選挙区の事情を縷縷説明してたそうだ。
　…と言っても奈良県の方でないとなかなかわかりませんねぇ。
　前回の衆議院選挙では奈良１区では高市早苗氏が新進党（ああ、懐かしい名前だコト。）から出て当選したんですが、その後、自民党森派に。ところが当然ながら選挙の時は自民党の候補を負かせたわけですよね。その時の自民党の候補者は森岡正弘氏。そりゃ、自民党県連は怒りますわねぇ。当時の新進党関係者はもっと怒ったけど。
　ちなみに今回は高市氏は比例区に回り、森岡氏が選挙区へ。（次回はその逆にすると言ういわゆるコスタリカ方式。）

　「国体」って今の若い人（って私も若い人だと思ってるけど）に聞いても、「国民体育大会」の略という答えすら返って来ない危険性すらあるくらいの時代遅れの死語だとは思うけど、「神の国」云々と発言した人がその直後（勅語？）に「国体」とか言ったら、そりゃ、誤解のしようがないわな。