秘技!端末格安乗換方法
あなたのPHS、もう古くなっていませんか?最近自分のPHSがなんか見劣りする、なんて思えばそろそろ
買い替え時でしょう。けど自分の番号を捨てたくない・・・・とか、親機はあるんやけど子機が欲しくて
何でもいいんやけど「素」で買うと高いからなー、などという方のために奥義を紹介します。
これはあくまでも私を含めた過去の実例を参考にしながら記述しております。
これで100%成功するとは限りません。
これを行ったために各個人が受けた損害に対し、私個人は一切責任を
負いませんので各個人の責任の元で行ってください。
端末格安販売の謎
まず、端末がなぜ格安で売られているかその背景を理解しておきましょう。
PHS事業者は、サービス開始当初から端末1台を売るごとに約5Kほどの「販売奨励金」なるもの
を販売店に支払っていました。しかし、東京の某D社がサービス開始最初の夏に猛烈なトラブルを
起こしてPHS全体のイメージを下げてしまったというところはご存知の方も多いと思います。そのため、
その会社は96年2月に奨励金を一挙に4倍の20Kまでに引き上げました。さらに決算の迫ったメーカー
各社からの処分も含めて値下げ感は一気に加速し、この前後から携帯電話の普及率が高い関西では
すでにタダ端末が登場しています。ここからPHS加入者数の急激な増加が始まるのです。
この効果が4月を超えて持続されており、その某D社グループはPHSシェアの半分を占めてしまう
ようになりました。これに追随したA社は販売実績に対応して最大20Kの奨励金を払う様になり、
最後まで黙っていたNTTPも奨励金額を上げるようになり、PHS端末価格全体を押し下げる形となり
ました。
秋葉原の某*丸電気ではDDIPの「素」の価格が掲げられています。また、隣にDDIP加入の価格が
書かれていますので、簡単にDDIPが石*電気に払っている奨励金の価格が分かります(笑)
さて、この奨励金ですが、これは事業者と販売店に交わされている契約であり、事業者が定めた
一定の期間に解約が行われなかった端末に限り、一定期間後に奨励金が支払われるといったシステム
のようです。さらに、契約者が通話した通話料金の数%が電話会社から販売店に支払われ、この
あたりは長距離電話事業者の代理店とほぼ同様なシステムになっています。
しかしながら販売奨励金はやはり、先行投資が重要なPHS会社の経営を圧迫していることは事実であり、
奨励金の価格を見直す傾向がここに来て本格的に検討されています。早ければ来年度にもPHSの価格が
以前より上昇することも考えられます。
端末を「速攻」乗り換えるための5大条件
誓約書を書かされる店では買わない!モニタなんてもってのほか!
PHS格安店で販売されている「ランク」として大まかに次の3つの部類があります。
使用期間を限らない店
このケースはとりわけその店に特有の事情があるのでしょうか、ある程度販売に自信が
ある店や端末を在庫処分したい店に所々あります。そのため事業者や端末によっては
その条件が変動することもあります。
口頭で使用期間の条件を了解させる店
だいたいはこのパターンが普通ですが、店によって最低3ヶ月、6ヶ月といった条件を
あくまでも「口頭で」確認をとります。最近は3ヶ月の店も多くなりそのうち基本料
などもタダになってしまうんでしょうか?ただ、違約金について店員が触れた場合は
後々のことを考えて止めておいた方がいいです。
誓約書をもって使用期間を拘束させる店
新聞広告に掲載される電話専門販売店に多いパターンです。契約書とは別に「もし・・・
なら金****を貴社に・・・・」と言った文句の文書にハンコを押されるわけです。
だいたい違約金としては事業者のバックマージンに相当する額(約20K)を請求されます。
ちなみに某新聞の記事には、郵政省電気通信監理局ではこのような行為(使用期間拘束)は
電気通信事業法に触れる可能性がある、とのコメントもあります。
同じ店では複数回買わない!
当然のことですが、前回の例が簡単に分かってしまいますので不信がられるのは目に見えて
います。
同じ事業者の端末を短い期間で多数買わない!
東京の一部の店で見かけたのですが、某事業者の場合、同一事業者に2回線をすでに持って
いる人がさらに回線を持とうとした場合、審査される
という旨の張り紙が出ていたのを見覚えがあります。
さらに、1日で即解約というのもあまりにも不信がられますのでそこそこ使ってから解約
するのが「礼儀」というものでしょうか?(笑)
解約の際、買った店の名前は言わない!
事業者側でもバックマージンとして20kも販売店に払っているわけですから元が取れないと
当然事業者側はその契約に関しては赤字になります。そのような「不良契約者(?)」の契約が
多いとその契約者に端末を売った販売店にバックマージンなどの条件を変更させてしまう
直接の原因となりますし、ひどい場合は解約の際販売店と相談してくださいと言って「ごねる」
事業者がちらほらあります。そのためにも少々事業者側に「んー、忘れた」などといって
ごまかしておきましょう。たぶん解約後に事業者側は事業者側で販売店を調べると思います
けど (^^;
先に述べたように、だいたい違約金は、誓約書を書かされない限り、基本的に事業者側から
請求される物ではありませんのでその後事業者から来るものは請求書ぐらいになると思い
ますのでご安心を。
それと、解約理由についても聞いてきますのでそれなりのしっかりとした理由を準備して
ください。理由を「自宅で使えない」、などと述べるのはお勧めではありません。例えば
某キャリアなら「良く使う所で回線がすぐ塞がる」(笑)なんかがお勧めです。
少々のトラブルはある事を覚悟で実行せよ!
特に前述の場合は事業者側が「つっこみ」を入れてくることことが往々にしてありますので、
それなりの対処ができるよう、パソ通(niftyのFISDNSやFMOBILE)などで基本的知識を
入れておけば難なくこなせると思います。要はPHS通になれ
、ということです(笑)
端末乗換サービス by アステル関西
また、ASTEL関西が端末乗換サービスということで「現端末を下取り+10〜12kでA2**端末と交換」
というサービスを今年10月から行っています。
現端末を手放したくない人にとってはお勧めでありませんが、乗換えたいと思う方にとっては
3ヶ月の拘束パターンよりは確実にお得なサービスです。
ちなみに私は某キャリアを8日で解約したケースが1つあります。
ちなみにその時の総投資額は
端末:\980+新規加入料&手数料:7200+使用料&通話料:1476=9656円(消費税除く)
まあ、10Kで子機が買えるとなれば安いものと考えればお得ではないかなと思います。
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