アトピー性皮膚炎とステロイド剤 Return

  
  ステロイド剤の乱用のページでも取り上げましたように、ステロイドにははっきりとした副作用があり、アトピーが元々直りにくく、治療が長期に渡ることが多いため、その使用法には十分な知識と計画性が必要であるということが大前提です。つまり、できれば医者としてもこんな危なっかしい薬は使いたくない。使うとしても短期間で、出来たら濃度の薄いものを使いたいというのが現在の皮膚科医の多くのみなさんの本音でしょう。しかし、薬たるもの、よく利く薬ほど副作用も多い、という言葉がありますが、これは事実です。私はステロイド剤を否定し、敵視する方には賛同できません。副作用を恐れるあまり有用な薬を使わないというのはあまりにも短絡的発想であって、自分の見立てに自信のもてない医者がとるであろう態度ではないかと思うのです。かといって、まずステロイドを使って見た目きれいにするのはもっと悪質です。しかも、塗り薬に混ぜてしまって表示せず、患者にステロイドであることを隠して使わせる医者はもう論外です。ステロイドに代わる有効な外用薬がない現在においては、

  • ステロイドは使用するが期間や種類を限って使用する
  • ステロイドの副作用を診察時に十分チェックしてくれる医者に通う
  • ステロイド以外の治療の選択肢を多く持つ医者にかかる
  • スキンケアを欠かさない

    こういったことが大事なのではないでしょうか?
    また、医者はもちろんのこと、患者さんもステロイドのことをもっとよく知ってほしいと思うのです。以下に外用ステロイド剤のランキングを載せておきますので、参考になさって下さい。



  • I群
    strongest


    II群
    very strong


    III群
    strong


    IV群
    mild


    V群
    weak

    デルモベート
    ジフラール
    ダイアコート
    フルメタ
    アンテベート
    トプシム
    リンデロンDP
    マイザー
    ブデソン
    ビスダーム
    ネリゾナ
    パンデル
    エクラー
    メサデルム
    ボアラ
    ザルックス
    アドコルチン
    ベトネベート
    リンデロンV
    プロパデルム
    フルコート
    リドメックス
    レダコート
    アルメタ
    キンダベート
    ロコイド
    デカダーム
    プレドニゾロン
    コルテス






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