生活環境の悪化 Return
成人のアトピー性皮膚炎の方のほとんどがダニにたいする強いアレルギーをおもちです。なぜなんでしょうか?
ダニの絶対量は我々の廻りで増えてるんでしょうか?実は増えております。実際にはダニが増えているからといってそれに対するアレルギー患者数が増える理屈にはならないのですが、ここでは単純にダニがなぜ増えているのかをかんがえてみましょう。まず私たちのライフスタイルの変化を考えてみましょう。最近の住宅はマンションも含め、非常に機密性の高い構造になってきております。冷暖房の効率を高め、節電によって経済性と快適性を高める工夫であります。必然的に年間を通して室温がなかなか下がらないことになっておりまして、このことが部屋のダニにも非常に快適な環境を提供しているのであります。昔、方丈記でしたか、「住まいは夏を旨とすべし。」といいましたが、つい数十年前までは我々の住まいはどうだったでしょうか?日本建築は夏の湿気と高温を避けるという意味合いから、かなり地面から床板が離れていて風通しがよく、屋内も隙間だらけで、冬は外気と変わらない温度まで室内が冷却されてましたね。畳につきやすいダニも、こう気温が下がってはやっていかれませんでした。冬を越す毎にダニはゼロになっていたのです。また、昔は家具も少なかったですよね。タンスと水屋、それに火鉢といった具合に。じゅうたんもなければ観葉植物もなく、いろんな家電製品やフィルターにいっぱいダニを蓄えたエアコンもなく、ソファーもなければクッションもない、ダニが住むとこがなかったのです。
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