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歴史教育の研修、民俗資料の研修はじめ多目的に利用されている充実の施設「 大和歴史研修センター」。館内には、「くすりの町高取」にふさわしく薬産業 の歴史が資料とともにわかりやすく展示されています。 | ![]() |
外観 | 内部 |
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展示品の一部紹介
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●薬研(やげん) 乾燥した薬用の草根、木皮を粉末にする道具です。 篩を使い繰り返しての作業は粉を得るための大変な仕事でした。 |
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●天秤(てんびん) 薬の原料や一袋分の量などを秤り損得を比べました。 |
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●ランビキ 江戸時代にポルトガルから伝来した成分を蒸留する器具です。 下から沸騰槽、蒸留槽、冷却槽で、主に植物油をとるのに用いられました。 |
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●百味(ひゃくみ)タンス 調剤用の生薬を分類して保管する、沢山の引き出しがついたタンス。 薬種問屋や売薬営業者が使っていたもので、桐製で100種の生薬が収納できました。 |
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●掛看板 看板の隆盛は江戸時代に入ってからのことです。特に薬屋の看板には金箔を張った 贅をつくした物が多く見られました。彫り師に作らせて、当時の世相を敏感に反映させたのも 薬屋でした |
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●売薬得意許証 県知事発行の売薬免許証。命に係わる薬を扱うだけに、薬を売る者には販売の許可証が発行されました。 |