2001/09/29 AIR H"使用開始

そんなに長時間使うわけでもないし、使い放題と言うほどのメリットが得られるか、悩んで末にいままでの通信カードからAIR H"カードに取り替えてしまいました。

このカードはインターネットの接続に今までのPIAFS2.1方式の64kbps接続もできるけれど、32kbpsのパケット通信で「定額使い放題」コース、32kbpsのパケット通信と64kbsの回線交換方式を切り替える25時間まで定額の「フレックスチェンジ」方式の二つの新方式がお得度が高いのでどちらかを選ぶことになると思います。

使い放題方式を使ってみる

9月24日に購入した後、さっそく接続テストをしてみることにしてみました。付属のCDを使えば、DDI pocketのプロバイダPRINに設定、接続できました。もともと入会金・月会費がいらないですが、いまは接続料も不要ですからテストには最適でしょう。

最初のPRINでの接続の感想としては、やはりいままでベストエフォートの64kbpsで接続していただけに、遅さははっきりと感じます。安定性は抜群で、これでとちゅうで切断されることはまずないようです。

ところが午後11時、テレホーダイ時間に近づくとやはりパフォーマンスが落ちてきます。PRINの回線の限界なのでしょうか。OSO's Modem Siteでの計測ページでは、4分の1の速度に落ちているようです。

9月24日の速度測定
大阪市内屋内で測定。電波状態は安定。

  回線速度
午前1時
5kbps
午後1時 24kbs

 

人気にアクセスポイントがおいついていない

PRINでは夜間に回線速度の低下がみられるものの、接続に失敗することはありませんでした。ところがいままでメインに使っていたプロバイダー@Niftyはここ一週間ほどの間にほとんどつながりません。アクセスポイントについての告知もでており、「予測しておりました人数よりも多くのお客様にご利用いただいたことによるもの」のようです。

よく考えればナローバンドとはいえ、フレッツADSLやISDNにくらべると、全国的に展開しており、工事などが不要な定額サービスとしてAir H"は非常に人気がでているのでしょう。

年末に向けて各プロバイダーが回線を強化し、安定した接続・速度がたもたれるようになれば魅力的なサービスになるのではないでしょうか。