《鳥取県の各市町村に関する情報は》
岸本町CB CLUB/市町村別オール観光リンク集・鳥取県(use Shockwave)
この辞書の見出し語のかなりの部分は、昭和20年代半ばから30年代の記憶に基づいて記載されています。ごんべは昭和37年の高校卒業と同時に県外に出ましたので、それ以降の方言の変化をほとんど把握していません。ですから、現在ではもはや方言としては「死語」となっているものが多いのではないかと危惧しています。
昭和30年代以降は、農村の変化は急速に進みました。方言もその変化に無関係では有り得なかったでしょう。特に、機械化がされていなかった頃の農作業に密着していた四季の祭事・行事の衰退、あるいはテレビの普及、進学率の向上、子供たちの野山で遊ぶ機会の減少、はたまた農村も例外ではなかった核家族化の進展等々に伴って、方言は大きく変遷してきていることでしょう。また、標準語がもてはやされ、方言が軽視された時代が終戦後長く続いたことも軽視できません。
同音の語の排列
見出し語の仮名表記がまったく同じである場合は、先着順に排列しました。
見出し語等が主に用いられている(用いられていた)地域を、次の表示で示しました。目安として参考にしてください。これ以外に(八頭)(倉吉)(日野)(鳥取市)(鹿野町)などの郡名・市町村名を付記する場合もあります。そのへんはごんべ流で適当に。
〔因幡方言〕→主に因幡地方(鳥取県東部)で用いられている/用いられていた語。
〔東伯耆方言〕→主に伯耆東部地方(鳥取県中部)で用いられている/用いられていた語。
〔西伯耆方言〕→主に伯耆西部地方(鳥取県西部)で用いられている/用いられていた語。
ただし、ごんべが直接確認した語(ごんべ自身使用したことがある語、又は直接聞いたことのある語をいいます。以下同じ)で東伯耆において用いられている、又は用いられていた一般の見出し語等については、原則として、〔東伯耆方言〕の表示は省略しました。
見出し語等のうち、ごんべが直接確認していない見出し語については、語頭にを付けて表示しました。
の記号は、参照する他の見出しを示しています。
《品詞》では、見出し語の品詞を示します。
《標準語》では、見出し語の意味を示します。この項目がない場合もあります。
語義の理解を助けるため、つとめて《用例》を掲げました。
《用例》では、会話の中でどのように使われているかを示します。ただし、前記したように、昭和20年代〜30年代が中心です。鳥取県中部の人も、「なんだいな、これは(なんじゃ、こりゃ)」と思われる用例が多々あるであろうと、残念ながら、確信をもって断言できます。見出し語によっては、《用例》を入れていない場合もあります。
《用例》の中で、見出し語に相当する部分は緑色表示しました。活用語の場合は、語幹のみを緑色表示するのを原則としましたが、語幹のみでは理解しにくいと思われるものについては、活用語尾・助動詞・助詞等を含めて緑色表示するようにしました。また、用例に含まれる他の見出し語については、すぐ参照できるように、その見出し語へリンクをさせています。
《アクセント》では、他の部分より高く発音されるアクセントの位置を、「おやこ」「のったりけな」のように、アンダーラインで表示しました。単独の場合と他と接続した場合でアクセント位置が異なる語句については、特徴的なものに限り例示しました。なお、現時点(1997年03月15日)では、《アクセント》は一部の見出し語にしか入れていません。
上記以外に、《補足》《蛇足》《忘却》《記憶》《懺悔》などという勝手な見出しをつけて、ごんべの独り言を書いていますが、ここは読んでいただいても、読み飛ばしていただいても結構です。(ほんとはこういった部分を書くのが楽しかったので読んで欲しいのですけれど)
の記号は、新たに追加した項目です。年月日は、追加年月日を示します。
の記号は、「些細」な修正や改訂を加えた場合、その修正や改訂の内容等を記載した部分です。備忘メモ的に使用する場合もあります。
や
の記号は、あまり多くなると邪魔になりますので、適宜、古い方からはずしていきます。
[Thanks to name]は、見出し語に係る情報をいただいた方の表示です。ホームページを持っておられる場合はマークを表示して、リンクを張らせていただきました。感謝。