このプラグインは潮流計算を行うときに利用するプラグインであり、 Fendi パッケージに含まれている。このプラグインは Lynn Powell 著；"PowerSystem Load Flow Analysis" から大きな助けを得ている。
　２つのタイプのソースが利用可能である。すなわち V/Theta ソースはスラックノード（V/Theta ノード）に接続していなければならない。P/V ソースは同期機モデルに用いられる。ノードに電力負荷を追加するには負荷コンポーネントを接続しなければならない（P/Q ノード）。

　アルゴリズムはニュートン＝ラフソン法を用いている。ソースコードではヤコビ法やガウス＝ザイデル法も利用可能である。このエンジンで必要なパラメータはリアクタンスまたはキャパシタンスを単位をΩで入力する場合の基本周波数である。

List of the compatibles components

　このエンジンで利用できるコンポーネントは以下の通り。

Type number	Component	Parameters	Validated against
28	Load (P/Q Node)	Active Power (W/KW/MW) Reactive Power (Var/KVar/MVar)	Lynn Powell book
29	Line	Series resistance (mOhm/Ohm/KOhm/MOhm) Series inductance (uH/mH/H/KH/mOhm/Ohm/KOhm/MOhm) Shunt capacitive susceptance(nF/uF/mF/F/mOhm/Ohm/KOhm/MOhm)	Lynn Powell book
30	V/Theta Source	Voltage (uV/mV/V/KV/MV RMS/Pic Ph-Gd/Ph-Ph) Phase (Degrees)	Lynn Powell book
33	Transformer	V1 : Primary voltage (uV/mV/V/KV/MV RMS/Pic Ph-Gd/Ph-Ph) V2 : Secondary voltage (uV/mV/V/KV/MV RMS/Pic Ph-Gd/Ph-Ph) Secondary Reactance (uH/mH/H/KH/mOhm/Ohm/KOhm/MOhm)	Lynn Powell book
34	P/V Source	Voltage (uV/mV/V/KV/MV RMS/Pic Ph-Gd/Ph-Ph) Phase (Degrees) Active Power (W/KW/MW)	Lynn Powell book