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Title : Math::Volume::Rotational
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名称

 Math::Volume::Rotational - 回転体の体積の計算


概要

use Math::Volume::Rotational qw/volume_x volume_y/;

my $volume = volume_rot_x( '(2-x^2)^0.5', -2, 2 );

# 以下のように書いても同等。
use Math::Symbolic qw/parse_from_string/;
my $formula = parse_from_string('(2-x^2)^0.5');
$volume = volume_rot_x($formula, -2, 2);

# 上の式は x 軸の周りに半径2の半円を回転することで生成される
# 半径2の球体の体積を計算する。
# これはよく知られた公式 "4/3*pi*radius^3" と同等である。

# volume_rot_y とすれば y 軸の周りに回転した結果が得られる。

説明

 本モジュールは回転体の体積を計算する。これらは軸の周りに2次元の関数の一部を回転させた結果として得られる立体のことである。
 x 軸及び y 軸以外の軸の周りの回転は高度に経験に依存することに留意されたい。

エクスポート

 デフォルトでは何もエクスポートしないが、標準の Exporter 文法にしたがって名前空間に呼び出せば以下の関数はエクスポートできる。

volume_rot_x
volume_rot_y
volume_rot_arb

 また、タグ ':all' を用いれば上記の関数をすべてエクスポートできる。


サブルーティン

volume_rot_x

 x 軸の周りに関数のグラフの一部を回転することによって得られる回転体の体積を計算する。関数のグラフは下限から上限まで積分される。
 第1引数として Math::Symbolic ツリーまたはパースされた文字列、第2引数として下限、第3引数として上限をとる。

volume_rot_y

 volume_rot_x と同様に稼動する。y 軸の周りに関数のグラフの一部を回転することによって得られる回転体の体積を計算する。  第1引数として Math::Symbolic ツリーまたはパースされた文字列、第2引数として下限、第3引数として上限をとる。

volume_rot_arb

 関数のグラフを2次元ユークリッド空間の任意の軸の周りを回転して得られる回転体の体積を計算する。
 関数のグラフは下限から上限まで積分される。
volume_rot_arb は以下のような引数をとる。


著者

 Steffen Mueller, <hull-module at steffen-mueller dot net>


参考資料

 本モジュールの新しいバージョンは http://steffen-mueller.net または CPAN で入手可能である。モジュール開発は Sourceforge http://sourceforge.net/projects/math-symbolic/ で進められている。

 Math::Symbolic
 Math::Integral::Romberg

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Updated : 2006/07/24