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Project Sugita Genpaku
能書き
プロジェクト杉田玄白とは何か。んなもん、言い出しっぺのページを見てくれい。
あ、いや、これでは、わざわざここを見にきてくれた方に申し訳ないか。提唱者の山形氏が言うにはこうだ。
プロジェクト杉田玄白は、勝手にいろんな本や文書を翻訳して公開しちゃうプロジェクトだ。プロジェクト・グーテンベルグや青空文庫の翻訳版だと思ってくれればいい。あるいはコンピュータ方面に詳しい人なら、Linux の JF とかに相当するものだと思ってくれぃ。もちろんみなさま、杉田玄白のなんたるかは説明するまでもないと思う。
山形氏には面識もなにもないし、そんなのを求めたところで知遇が得られるのかどうかわかんないし、得られたからって私の格があがるわけでも山形氏の格が下がるわけでもない(よね?)ので、とりあえずそれはおいとく。
でもまあ、以前から彼の翻訳(特にクルーグマンのね)やエッセイ(すでに廃刊になってしまった Wired Japan の「山形道場」)が、とっても好みだったので注目してたら、こういう提唱をしてた。すっげぇおもしろいと思った。ただそれだけ。
学生時代に読んだ『リテラシーマシン』(あの Ted Nelsonの著作!)を読んだときのゾクゾク感が復活した。
あ。ひょっとして Ted をご存知でない? あちゃー。あかんなぁそれじゃ。 XX;
ハイパーテキストの事実上の生みの親ですがな。「事実上の」というのは、概念的にはヴァネバー・ブッシュ(こっちも知らんかな、ひょっとして。)が先に提出したのね。そいつを使えるようにしたというか、ブラッシュアップして提示してみせたのが彼、ネルソンなわけだな。
彼の目指していることは世界中のありとあらゆる知的資源を接続すること。
(ちょっとこのあたりの事情が気になる方は、昔々に書いた Felix's View などいかがかな。)
情報は決して一人ぼっちじゃないし、つながりたがってる。つなげりゃいいんだ。でもその前に Copyright という名の「コピーさせない権利」が邪魔をする。ま、でも、堅気の衆に迷惑をかけないように、著作権のきれたもの、放棄されたものを集めてしまおうというプロジェクトがあちこちであるってこと。その翻訳版がプロジェクト杉田玄白だ。(と理解した。)
ってなわけで勝手に賛同した。
参加作品
著者 | 作品 | 進捗状況 | Update |
G.ルボン | 『群集心理』 | 第1編第3章 | 2006/07/21 |
K.マルクス | 『ルイ・ナポレオンのブリュメール18日』 | 第1章 | 2002/11/07 |
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Updated : 2006/07/21
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