「平城山」では、最低限のガイドラインを設けています。
 この内容をご一読下さい。


平城山運用ガイドライン


1.運用ガイドラインについて

 インターネットの発達と普及で、多くの方々がこの通信手段を使って交歓を楽し
めるようになりました。いま使っているインターネットも、情報交換の一手段とし
て、多くの情報の収集と蓄積が行われています。

 たくさんの方々がネットワーク(インターネット)上に集うと、さまざまな情報
が集まります。どの情報も、ネットワーク(インターネット)上でのふさわしい内
容であれば問題ないのですが、なかには適当でないと思われるものもあるかもしれ
ません。

 また、今からあなたがネットワーク上に書こうとされる内容が、はたして問題の
ないものかどうか、迷うこともあるでしょう。

 ある情報について、この種の判断をするには、判断する個人によって微妙に差異
がみられることは否めません。どうしても主観的な観測でその情報を評価すること
になります。そこでガイドラインとして何らかの基準をもちこみ、より適正な判断
を求めるために、この「平城山運用ガイドライン」を作成しました。

 このガイドラインは、平城山のメーリングリストやWWWページ上の掲示板等を
利用する人やこれらを管理する人(SYSOPや運営委員)が、情報の取り扱い、
メーリングリストや掲示板等の運営に迷ったときに、参考のために利用していただ
くために作成しました。

 メーリングリストやWWWページ、掲示板等から流れ出る情報が、ネットワーク
上の情報としてふさわしい内容であることは必要なことです。また我々の知的財産
を保有するメーリングリスト、WWWページや掲示板等が、いつも楽しく有意義な
ものであり続けるために、この種の判断基準は役立つものと思います。

 また、インターネット上には、ネットワークに関するエチケット(ネチケット)
についての記載をしたサイトも多数存在しますので、検索エンジンを利用して、こ
れらを参考にされるのもよいでしょう。

 このガイドラインを活用され、ネットワーク社会の健全な発達と平城山の更なる
発展を希望します。

 なお、このガイドラインの改訂については、随時、だれもが平城山のメーリング
リストや掲示板等で提唱ができ、運営委員会で検討を行えることとします。


2.平城山会員

 平城山の会員は、会員間のコミュニケーションを行うためのメーリングリストに
登録された方とし、「平城山会員 = メーリングリスト登録者」とします。


3.会員一覧の公開について

  平城山会員の登録情報のうち、氏名、メールアドレス、WWWページおよびコメン
トの情報ついては、会員一覧として平城山WWWページにて公開を行います。

  公開される情報について、登録時の内容が偽りのもの(ハンドル名も含む)である
ことが判明した時点で、除籍処置を行います。除籍処分については、本人に通告する
前に行うこともあります。除籍した事実およびその理由については、運営委員により
本人にメールで通告をします。


4.メーリングリストと掲示板等(ゲストブック)

 平城山にはメーリングリストとWWWページ上に設けられた掲示板等(ゲスト
ブック)があります。それぞれの使い方の原則は以下のとおりとします。

    メーリングリスト:平城山会員間の情報交換
    掲示板等:平城山会員以外の方との情報交換の場

 原則として、平城山会員の内部連絡はメーリングリストでおこなって下さい。掲示
板等は会員以外のかたとのコミュニケーションの一手段ということでの使用をお願い
します。


5.メーリングリストでの発言について

 平城山メーリングリストへの投稿の際に「平城山での約束」として、メール内へ
の『実名の記載』をお願いしております。平城山メーリングリストでは、「ハンド
ルネームのみ」の投稿は、御遠慮頂いております。
 平城山メーリングリストは、「パソ通の特殊なフォーラム」でも無く、開かれた
デジタル・コミュニティーの形成を求める平城山の当初からの方針であります。
 ハンドルネームの御使用は自由ですが、メールの何処かに実名の表記をお願い致
します。


6.著作権

 書き込みされた内容は、すべて書き込んだひとの著作権があると意識してくださ
い。書き込んだかたの意図を最大限に尊重した取り扱いをしていただきたいのです。
書き込んだ内容が、書き込んだかたの知らないところでひとり歩きをしないように、
他人の書き込みを引用するときは配慮をお願いします。

 あらゆるメーリングリストや掲示板等に書き込みされた内容以外に、あらゆる著
作物について、著作権があることを念頭においてください。雑誌や書籍などの出版
物、ソフトウェアおよびそのマニュアル、さらに音楽著作物や画像にまで著作権は
尊重すべきです。これら著作物の無断転載や、コピー依頼の書き込みなどはご遠慮
ください。


7.他のネットワークからの転載

 転載には、作成者の転載許諾が必要です。文中に許諾の旨記述があれば問題あり
ませんが、その記述がないときは、かならず作成者の許諾を得てください。このと
きは転載されるかたが許諾を得た旨、追記をお願いします。これは転載元がパソコ
ン通信であっても、ニュースグループ、他のメーリングリスト等であっても同様で
す。

 さらに転載された中身には、転載されるかたが転載元の名前の追記をおこなって
ください。

 パソコン通信などでは、版権がパソコン通信を管理する側にある旨主張するとこ
ろがあります。たとえ文中に転載許諾の記述があっても、それは原作者の意向だけ
をあらわしたものと見なせます。したがって、このような記述だけで転載が実際に
可能とは申せません。
 このような場合、かならず、パソコン通信管理者側の許諾を得てから転載をして
いただき、あわせて、パソコン通信側の許諾も得た旨、転載されるかたの追記をお
願いします。

 他のネットワークに転載されたものを、さらに別のネットワーク上に転載するこ
とを「再転載」または「再配布」と呼びます。当平城山に再転載される場合は、原
作成者および元の側がこれらを許諾しているかを判断してください。もとより無制
限に転載許諾が得られていない情報やデータを、さらに、当平城山のメーリングリ
ストや掲示板等に再転載されることはご遠慮ください。


8.他のネットワークへの転載

 当平城山ではメーリングリストや掲示板等を管理する側に版権があることを主張
しません。書かれた内容の著作権は原著作者にあるものとします。原著作者が転載
許諾をしているものについては、当平城山は他ネットワークへの転載を制限しませ
ん。

 当平城山に書き込みされた内容に、他ネットワークで反応があったときは、その
内容を当平城山にて紹介いただきますよう、お願いします。

 他ネットワークから転載されたものを当平城山を経由して別のネットワークに転
載されるときは、第3項同様に、再転載について配慮をお願いします。つまり、原
作成者や元ネットワークが再転載や再配布を許諾していないのであれば、当平城山
経由で他ネットワークへ再転載はしないでください。


9.売買情報

 売買情報については、互いに厚意と善意をもって取引をおこなうことを基本とし
て、次の点に留意ください。
   1)取り引き物件は特に制限は加えません(ただし、公序良俗に反する物は
     除く)
   2)価格、受渡条件など具体的な取り引きについては、当人どうしがメール
     でおこなうこと。または、電話等の手段で連絡をとることが望ましい
   3)無償で取り引きをおこなう場合は、上記1)および2)の限りではない
   4)投機的内容、煽動的文章での書き込みはおこなわないこと
   5)掲載有効期限をつけることが望ましい
   6)取り引きに関してトラブルが生じても、当平城山では一切責は負わない


10.符号化

 あるデータを何からの手法で符号化する場合、それを復元できるソフトが容易に
入手できるものでなければなりません。符号化するデータは、原則としてバイナリ
・ファイルや画像データに限ります。


11.ファイル保管基準

 当平城山のメーリングリストに書き込みされた情報やデータは、アーカイブ処理
して、保存を行っています。平城山会員に限り、これらのアーカイブファイルの公
開を行っていることにご留意ください。
 掲示板等(ゲストブック等)への書き込みされた情報やデータについては、運営
委員による協議の上で、ある程度の量を目処に削除をおこなっていきます(負荷軽
減のため)。


12.SYSOPの裁量について

 メーリングリスト、掲示板等で発せられた内容について、次のような内容の書き
込みについては、SYSOPが削除(掲示板等の内容)や警告を発することがあり
ます。

   1)社会生活の営みの通念から逸脱した内容・用語の書き込み
   2)法令および条例等に違反した内容の書き込み
   3)上記1)および2)をほう助、周知広報する内容の書き込み
   4)転載許諾を得られていない情報やデータ
   5)著作権を侵害するおそれのある内容の書き込み
   6)当平城山の現状行われている了承事項や運用、活動を故意に疎外するも
     のと認められる書き込み

 SYSOPによる掲示板等の内容の削除は、書いた本人に通告するまえにおこな
うこともあります。削除した事実およびその理由については、SYSOPより本人
にメールで通告をします。

 掲示板等に掲載された情報について、最終責任はその掲示板のSYSOPにあり
ます。そのため、最終的にはSYSOPの裁量で削除・警告をすることがあります。

 ただし、SYSOPはいかなる理由があるにせよ、掲載された内容を変更するこ
とは禁止します。SYSOPができる行為は削除と警告とします。

 SYSOPの運用姿勢について、利用者の疑問があるときはメーリングリストや
掲示板等で提言することができます。これについては、運営委員で協議をおこない、
対処をおこないます。SYSOPの運用姿勢についての利用者からの提言内容につ
いては、SYSOP自身が削除することはできません。


                                    以上

1998年11月20日 第3版




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