JIL(ジル)の部屋
ここでは縁あってうちにやって来たフェレットのJILの紹介をします。
フェレットってご存知じゃない方もいらっしゃるかも知れませんが、一言で言うと「イタチ」です。笑
正確にはセイヨウケナガイタチという小動物がいるのですが、それを改良して家畜や実験動物として活用している物です。アメリカのマーシャル社が圧倒的にシェアを持っていますが、近年日本でもペットとして飼う人が増えていると聞きます。詳細はhttp://www.sbspet.com/ferret/なんかを見ていただけるとよく分かっていただけると思います。
2002,8,14(wed)
マーシャルのブラックセーブルでメスのJILちゃんがやって来ました。
4月17日生まれなので、生後4ヶ月ですね。もうエサも硬いエサをやれるのでトイレ掃除などの手はかかりますが大して面倒な事がないので楽と言えば楽です。
とは言え、起きたらするもんだから・・
で、しょっちゅう寝るもんだから・・
もうウンコ製造機だよこれ・・
一日に下手したら10回程ウンコを取ることに・・
匂いは結構しますね。消臭剤を置いて我慢出来る
範囲になりました。苦笑
ほんまにタヌキの死体状態です。少々はしたない格好で寝ていますがこれが標準型です。一日の大半を寝て過ごします。気楽なやつです。
2002,8,25(sun)
初めてお風呂に入れました。最初は何となく水を嫌がっていましたが、基本的に水は好きで潜るって聞いてたので無理に水をかける事なくしばらく遊んでいたら慣れて来たのかおとなしくなって来ました。湯船には入れていませんが洗面器に水を張ってお尻からそっと入れると頭から潜る潜る。笑。ノミ取りシャンプーもしましたが普段は抱っこしてるとしばらくして暴れまくるくせに妙に大人しいのはどうした事でしょうか・・。苦笑 しばらく泡だらけになりながらなでなでして最後はまた潜水です。水が冷たかったのかぶるぶる震えだしたので今日はこの位という事でタオルで拭いてケージへと戻っていったのでありました。初めてのお風呂大成功でした♪おまけに匂いもシャンプーのせいか10分の一位に減ってしまいました。よそのHPを見てますと3日位は匂いが減ると書いてあったので、しばらくで元に戻るんでしょうね。ま、匂いはだいぶんと慣れて来たからあんまし気になんないけどね♪
2002.8.31(sun)
動物病院に連れて行って来ました。ジステンバーの予防注射が必要なんです。ジステンバーは犬の病気ですがフェレットがこれに感染すると確実に死にます。空気感染でもうつりますから一年に一回の予防注射は避けられません。
蚊がいる季節はフィラリアの薬。一年に一回のジステンバーの注射、とフェレットも色々と大変なんです。
獣医さんが「耳ダニがいますから薬を点して下さい」とおっしゃいました。耳掃除の時に薬を点す仕事が増えました。本日の出費、予防注射と耳ダニの薬で7300円也。安くないよなあ・・ 苦笑
2002.9.15(sun)
普段はケージの中で遊ぶJILですが、一日に一回は外でしばらく遊びます。ダンボールで大きな仕切りを作ってその中で放し飼いにしますが背中に入って来たりズボンの足元から入って来たり、狭い所がお好きな様です。普段はおっとりのJILですがネズミのおもちゃを追いかけてつかまえる姿はやはり野獣ですねえ。笑
2004.6.27(sun)
あっという間に前の文章から1年と9ヶ月過ぎました。ジルは元気かって? おかげさまでいたって元気ですよ。体重も量った事はないけれど、うちに来た当時に比べるとずっしりと重くなりました。性格は人間でもそうですが生まれつきの性格ってのがあるらしくて、今でもおっとりうっとりとしています。特に病気らしい事も一切なく日々ぐぅたらしています。お風呂も2週間に一度は入れないと少々匂いが付きますから入れる様にしていますが、かなり好きな様でちいさな専用の桶に湯をはったら肩まで(肩って・・?)浸かって鼻唄歌っています。もちろん鼻唄は冗談にしてもゆっくり浸かっている姿はまさしく人間がお風呂でくつろいでいる姿そのままですね。
2005.12.5(mon)
あらら。。またまたあっという間に前の文章から1年と5ヶ月が経ってしまいました。ジルはおかげさまで大変元気にやっています。滅多にケージから出さないもんで、少々太り気味。これから冬に向けて脂肪を蓄えているってのもあるのでしょうが。
いずれにしても家族の一員として皆に愛されております。掃除をさぼると少しにおいますがね・・笑
2007.12.22(sat)
あらら。。またまたあっという間に前の文章から2年が経ってしまいました。ジルはおかげさまでいまだに大変元気にやっています。もう5歳になるんですねえ。フェレットの一般的な寿命が7年程度と言われていますから、病気にもならずに元気にいてくれるのは飼い主としてラッキーなのかも知れませんね。5年もいますと、意志の疎通が出来ると言いますか、何を考えているか分かりますね。おそらくそれはお互い様なんでしょうけど。大抵寝てますが、私が近づくとゴソゴソ起きて遊んで欲しいとねだります。知らん顔してるとケージの鍵をガリガリ噛んで訴えます。それでも駄目ならトイレの砂をガリガリかきます。それもウンチがあると絶対にトイレの砂をかいたりしないんですね。賢いんだろうなあ。
2008.8.21(thu)
悲しいお知らせです。8月21日JILは亡くなりました。この数週間ちょっと元気が無いと思っていたのですが突然全身の筋肉に力が入らない状況に。半日ほどその状態でしたが最終的に亡くなりました。原因は不明です。6年と4か月の命だったのでフェレットの標準的な寿命である6年から10年には入っていますが・・・。ギターのレッスンに行っている間に病状が悪化したのですが、帰宅しなぜてやっていると何度か小さな声を立てました。全身の筋肉に力が入っていない状況ですから声も出ない筈ですが、不思議です。痙攣だったのか、私の帰宅を待ってたと伝えたかったのか・・。その数分後に亡くなった次第です。毎日主のいないケージを見るにつけ「ああ、もういないんだ・・」と寂しく感じます。初めて飼ったフェレットでした。何度も一緒にお風呂に入りました。うちに来て幸せでいてくれたと信じています。ありがとう・・・