セネガル・ホテル事情

ダカールのホテル「ノボテル」
ダカールは200万都市である。結構な都会だ。
そんなもんでホテルもピンからきりまである。
今回お世話になったのは「ノボテル」というシティホテル。
ダカールでは上位何番目かに位置するらしい。
でも、そんなに立派な物でもない。
日本だったらそうだなあ、首都圏だったら一泊10000円程度
の中くらいのホテルだろうか。

植林地のホテル

ダカールのホテルよりもこちらの方が強烈なので重点的に書く。

フロントは一階の妙なところにある。かなり暗い。
部屋は18号室。入ってびっくり。もっと暗い。
それもそのはず天井からぶら下がっているのは40W程度の電球が一つ。
窓が開いていればもっと明るい筈だが窓には開口がほとんどなく
鎧戸がはまっている。開けておくと物騒なんだろう。
そう言えばホテルの入り口には男が絶えず座っていて
物乞いや関係の無い人の出入りを睨んでいる。
天井の電球は暗いが枕元の電球が60W程度あろうか、
両方つけると結構明るい。
トイレは紙で拭いて流せる様だ。
水をひしゃくですくって左手で流すタイプだったらどうしようかと思っていた。
いや、半分それを期待していたという気持ちもなくもない、
しかし半分はそうであったら困るなあ、という所である。
正直なところは少々ほっとしたといったところか。
部屋にはエアコンが付いている。
しかしこのエアコンが曲者だ。
電圧が変動するかららしいが5分に一回はとんでもない音を発する。
とんでもない音というのはこういう風に考えると大体正しい。
一階の部屋だったが、壁の外は道路。
ちょうど走ってきた自動車が部屋の壁に激突した様な音。
これが5分に一回。
心臓の悪い人はこれで行ってしまうかも知れない。そんな音だ。
部屋の壁には妙な絵がかかっている。
霊感の強い人が見たら何かよからぬ物が見えそうな絵だ。

ま、とは言っても快適に過ごす事が出来た。

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