貧富の差

海岸線を走り続ける。奇麗な建物が増えて来た。
大臣や官僚の家だという。
ホテルもきれいなのが建っている。高級住宅街だ。
こういった光景は日本の国内にもあるし、
海外でどこに行っても見られる。
貧富の差をまざまざと見せ付けられるのだが、
これはどうしようもない事なのか。
地を這ってうごめいている人達と、使い切れないお金に埋まって
必要以上のぜいたくに生きる人達。
何故平等に分け合う事が出来ないのであろうか。
何故一方は明日食べる事が出来るかどうかの瀬戸際にあり
一方はそうでないのか。
人の性なのだろうか。
高級住宅街を通過しながら、世界がこれからの厳しい環境問題の
中で生き残れるかどうかはここの所の不平等の解決以外ない
のではないか、と感じた。
もちろん、セネガルの中での貧富の差も問題、
でも国同士の南北対立も根っこは同じ。
日本には限りない富がある。
そうセネガルの100倍以上の富がある。
でも分け与えようとしない。
ODAという形で支援が行われているが市民の口には届いていない様に見える。


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