ゴレ島を遠くに望む

海岸線に出てみたが、遠くにゴレ島が見える。
昔黒人が奴隷としてアフリカからアメリカ大陸にたくさん連れて行かれた。
ゴレ島はアフリカ最後の出荷地点であった。
ドライバがそばに立っていたので「ダーク・ヒストリー(暗い過去だね)」
と言うと首をコクッと前に倒した。
葉はなく表情は無表情だった。
さっきまでの溢れる笑顔はすでにそこにはなかった。
暗い過去を彼らは背負って生きている。でも、パワフルだ。
命があふれている。
前向き、「よっしゃ生きたるぞ」そんな声が聞こえて来そうな気がする。
日本の若者達に是非見て欲しい。
のんべんだらりと生きている若者達。
金さえ手に入ったら何をしてもいい。好きな事してたらええねん。
もちろん、お金に関してはこちらの人も執着はかなりあるだろう、
でも「生きている。生きてやる。」という実感が伝わってくる。


ブラウザの「戻る」で戻ってね