なんでフランが使えないの?
両替をしに行った。
手元に10年前のフランが600フランある。200フラン札が3枚だ。
今回の旅ではこれを使い切るのも大きな目的の一つ。
しかし、パリの空港でテレホンカードを買おうとして出したら
使えないといわれた。
「なんで、どうして。大き過ぎるの?」。
そして、ここダカールのホテルでも案の定だめ。
なんでやねん!!
よくよく聞いてみると「札が古くて流通していない物」
という説明があった。
おいおいちょっと待ってくれよ。
日本では札がいくら古くても額面は保証してくれるやないか。
それが何かいフランスではいかんのかい。
「何じゃそれ。」と文句の一つも言いたくなるが、
そういう決まりなんだから仕方がない。
古い紙幣が使えなくしていまうのは「たんす預金」を減らすのが
目的だとか聞いた。
確かに現金を握って放さない人達の犯罪の温床を取り除く機能は
しているだろう。
しかし、自分が思いもかけない立場になって
事の大変さがやっと分かった。これも経験してみないと分からない事だ。
しかし、国が違えば事情もそれぞれかも知れないが、
この一件は「どうも釈然としない。」
1フランが25円程度。600フランというと15000円。
俺の15000円を返せ!!
「戻る」はブラウザの戻るでね