■ レーザ治療-Q switched Ruby Laser- ■ |
JMEC THE Ruby nano Q
当院ではQスイッチルビーレーザーを導入し、色素性疾患の治療に使用しております。JMEC THE Ruby nano Q
主な対象疾患は
- 日光黒子(老人性色素斑):いわゆる「しみ」
- 雀卵斑:いわゆる「そばかす」
- 扁平老人性疣贅:いわゆる「年寄りのいぼ」
- 扁平母斑
- 太田母斑
- 異所性蒙古斑(乳児期を過ぎてもひかない腰やお尻以外に残るあおあざ)
- 外傷性異物沈着症:おもにアスファルトの色素が皮下に沈着したもの
- 扁平な色素性母斑:いわゆる「ほくろ」
(隆起があるものは炭酸ガスレーザーが必要)
Qスイッチレーザーにはアレキサンドライト、ルビー、YAGなどがありますが、人のメラニン色素の「黒」に照射したとき最も効率よく熱吸収させられる波長(694nm)を出すレーザーです。
したがって、照射時の周囲皮膚に与えるダメージが大変少なく、痛みが軽いレーザーです。
症例
60代男性の右頬の日光黒子(老人性色素斑)
照射直後は色素の熱破壊により「白化」します。
照射後2日目からはこのような色合いになり、ゆっくりとかさぶたになっていきます。洗顔は施術後からずっと「可能」です。
照射10日程でかさぶたが落ちたときの状態
打った部位には色素は残っておらず、「ピンク色」
レーザー照射後40日目。僅かに色素がぶり返しています。
しかし、このぶり返した色素斑はレーザーによる火傷のために一時的に生じたもの、ゆっくり消失しますのでご安心下さい。
料金設定
Rubyレーザーは
太田母斑、異所性蒙古斑、扁平母斑、外傷性色素沈着症
の4疾患に対しては保険適用があります。その他の美容目的に使う場合は自費扱いになります。
いずれも単回で消失しない場合もありますが、6ヶ月間フリーパスの料金です。