-----この文章は95年皮膚科専門医テキストを基本にして改編・作成しております-----

アトピー性皮膚炎患者の皆様へ Return
  

アトピー性皮膚炎はなおらないのか?


アトピー性皮膚炎は外来の抗原(たとえばだにやスギなど)に対する病的過剰反応ということが出来ます。従来は乳児期のアトピーは3歳頃までに、学童期のアトピーは高校生くらいまでに治っていく(自然治癒)ことが多かったのです。ところが最近の患者さんの中には皮膚炎が場所を変えながら小児期から成人に達しても未だ症状が強く残ってなかなか直らないという患者さんが多くなってきています。ことに、ここ数年、成人型のアトピー性皮膚炎患者さんが急増しております。成人型では首から上に症状が強くでるので学童型より事態は深刻です。サービス業の場合はなおさらでしょう。なぜこういう事態になったのでしょうか。学会においても明確な回答を得るに至ってはいませんが、多くの皮膚科医が共通して類推していることの一つにステロイド剤の乱用が挙げられます。また、我々の生活環境の悪化もアトピー難治化の一因となっているのではないでしょうか。

Return



このページに対して御意見などございましたら是非......e-mail:bravo.nishida@anet.ne.jp