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道後村めぐり
道後村めぐり
 伊豫の国は道後村から始まりました。現在は道後村という地名はなく、道後温泉とその地区にその名をとどめています。また、豊かな自然と温泉ゆえに昔から、数多くの偉人・名士・文人・墨客に愛され数々の史跡を残しています。

 松山市近郊に点在する約480基の文学碑の中から、いくつかを紹介し、道後村めぐりをしてみましょう。好日、散策してみてはいかがでしょうか。

道後温泉 玉の石
道後温泉 玉の石
伊豫の湯の汀にたてる霊の石
これそ神代のしるし成ける
−古 歌−

道後湯之町 道後温泉本館北
子規記念博物館横
足なへの病いゆとゆふ伊豫の湯に
飛びても行かな鷺にあらませば
−子 規−

道後公園 子規記念博物館横
湯神社
冠山の頂上にあり、温泉の守護神である
湯神社
道後なる湯の大神の御社の
もとにぬる夜となりにけるかな
−晶 子−

道後湯之町 道後温泉本館南
円満寺
木彫座像3.67mの湯の大地蔵を本尊とする
円満寺
散ると見し幻消て花に月
−鶯 居−

道後湯月町 円満寺
宝巌寺
時宗の開祖 一遍上人の誕生地
宝巌寺
色里や十歩はなれて秋の風
−子 規−

道後湯月町 宝巌寺
伊佐爾波神社
伊佐爾波神社
栗の花こぼれて居るや神輿部屋
−碧梧桐−

伊佐爾波神社
義安寺
義安寺
このほたる田ごとの月とくらべ見ん
−芭 蕉−

義安寺
石手寺
四国霊場51番札所
石手寺
石手寺
鎌倉のむかしを今に寺の鐘
−伍 健−
南無大師石手の寺よ稲の花
−子 規−
身の上や御鬮を引けば秋の風
−子 規−
伊予の秋 石手の寺の香盤に
海の色して立つ煙かな
−晶 子−

石手2丁目 石手寺
岩 堰
岩 堰
鮎寄せの堰音涼し宝川
−黙 禅−
岩堰の岩にけし飛ぶ霰哉
−子 規−
へんろ橋
へんろ橋
霞む日や巡礼親子二人なり
−漱 石−
 
東野お茶屋跡
東野お茶屋跡
ふるさとのこの松伐るな竹伐るな
−虚 子−
閑古鳥竹のお茶屋に人もなし
−子 規−

東野4丁目 東野お茶屋跡
放生園
放生園
春風やふね伊予に寄りて道後の湯
−極 堂−

道後湯之町 放生園
湯釜薬師
湯釜薬師
寝ころんで蝶泊まらせる外湯かな
− 一 茶−

道後公園
湯築城跡
湯築城跡
温泉をむすぶ誓も同じ岩清水
−芭 蕉−

道後公園
道後公園
道後公園
元旦や一系の天子不二の山
−鳴 雪−
布ゆ枯や鏡耳にうつる雲の影
−子 規−
半鐘と並んで高き冬木かな
−漱 石−

道後公園入り口北
道後動物園跡
道後動物園跡
教えたるままに唯行く遍路かな
−晋 平−
道後温泉駅
道後温泉駅
古町木屋町打ち過ぎて
行けば道後の温泉場
−伊豫鉄道唱歌−
俳句の道
愛媛県農業試験場跡
永き日やあくびうつして分かれゆく
−漱 石 −
馬しかる新酒の酔や頬冠り
−子 規−
籾ほすや鶏遊婦門の内
−子 規−
いろいろの歴史道後の湯はつきず
−伍 健 −
湯上がりを暫冬の扇かな
−鳴 雪−
湯の町の見えて石手へ遍路道
−極 堂 −
ずんぶりと湯の中の顔と顔笑う
−山頭火 −
ほしいまま湯気立たしめてひとり居む
−波 郷 −
伊予と申す国あたたかく温泉ゆく
−盲天外−
温泉めぐりて戻りし部屋に桃の花が活けてある
−碧梧桐−
春百里疲れて浸る泉櫓哉
−霽 月−

愛媛県農業試験場跡
護国神社
護国神社
熟田津に
船乗りせんと
月待てば
潮もかないぬ
今はこぎい出な
−額田王−

御幸1丁目 護国神社
一草庵(山頭火終焉の地)
一草庵
鐡鉢の中へも霰
−山頭火 −
お寺はしずかにぎんなん拾う
こころすなおに御飯がふいた
朝は澄みきっておだやかなながれ一すじ
水がとんぼがわたしも流れてゆく
おちついて死ねそうな草萌ゆる
おちついて死ねそうな草枯るる
−山頭火 −

御幸1丁目 一草庵

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