「囚人の歌」

人形劇団プーク訳詞・ロシア民謡

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船漕(こ)ぐ明け暮れ 鎖につながれ
思いはいつか 母のおもかげ
日ごと夜ごとに 涙で語った
母の言葉を 今ぞ思う

町や酒場に 幸せはない
楽しみばかり 求むるではない
だか若い日は 自由にあこがれ
(つばさ)のぞまず 生きられようか

人を殺した わけじゃない
物を盗んだ おぼえもない
ただ毎日が すばらしい
祭りの続きが ほしかっただけさ

仕事にでかける 朝の門口(かどぐち)
立ちはだかった 王の兵士ら
涙ですがる 母を足蹴(あしげ)
われらをへだてた 牢獄(ろうごく)の壁

(ひとみ)で誓(ちこ)う マドレーヌを
いだいた胸に 鎖は重い
だが幸せと 人の誠(まこと)
求むる心は 鎖じゃつなげぬ


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