「金髪のジェニー」

津川主一訳詞(1)/林宏太郎作詞(2)/千葉比呂志訳詞(3)・S.C. フォスター作曲

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(津川主一訳詞)

夢に見しわがジェニーは
ブロンドの髪ふさふさと
小川の岸辺を行き
あたりには雛菊(ひなぎく)(え)
楽しき歌 口ずさびつ
小鳥の歌に合わせて
ああ 夢に見しわがジェニーは
ブロンドの髪ふさふさと行く

ジェニーは晨(あした)の光
さしいずる朝日影
その歌声聞く時
昔の想出(おもいで)かえる
夜のしじまに そぼ降る雨
聞きて偲(しの)ぶや 亡き君
ああ なつかしき面影(おもかげ)
慕えど君 また帰らず

なつかしきわがジェニーよ
(な)が面影いずこぞ
微笑(ほほえみ)も歌も夢
今は跡だにとどめず
水際(みぎわ)に咲く野辺の花も
摘む人なく首垂(うなだ)るる
ああ なつかしきわがジェニーよ
(な)が面影はいずこぞや

(林宏太郎作詞)

愛の夢はジェニー 君よ
柔らかな金の髪
空は晴れてせせらぎの
幸せにおうひなぎくよ
楽しい歌に声合わせ
木の葉青く鳥歌う
ああ 愛の夢はジェニー 君よ
陽炎ゆれる夏の空

愛の夢はジェニー 君よ
あこがれのほほえみを
とわの愛と願いこそ
胸に溢れる我が祈り
哀しみの夜の風にも
涙ぐむ雨の日にも
ああ 愛の夢はジェニー 君よ
心に浮かぶ君こそは

(千葉比呂志訳詞)

金髪をなびかせて
ひな菊の花のよに
笑顔をうかべて今日も
小川の岸をかけてくる
ジェニーの楽しい歌声に
小鳥もさえずり歌う
ああ さわやかなそよ風に
ほほえむよ金髪娘

喜びに輝きし
懐かしの歌声も
むなしく遠く去りぬ
冷たき胸にため息も
哀れ切ない雨の歌
呼べども帰らぬ君よ
ああ いとしジェニー 君いずこ
流れにたたずみ嘆くよ


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