「十二の誕生日に」

武藤たづる作詞・いずみたく作曲

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一月生まれの 友達に
贈ってあげたい ものがある
遠い国の 雪山の
淡い命の 雪の花

二月生まれの 友達と
数えてみたい ものがある
凍った空の 星の数
冷たい銀の 冬の星

三月生まれの 友達と
話してみたい ことがある
緑の光の 花園で
愛することの 喜びを
ルルル ルルル ルルルルルルル

四月生まれの 友達と
さがしてみたい ものがある
小さな小さな 幸福(しあわせ)
(つゆ)にぬれた 四つの葉

五月生まれの 友達と
歩いてみたい 道がある
青い霧の かよう道
忘れた昔の 時の道

六月生まれの 友達に
編んであげたい ものがある
空から落ちる 白い糸
るんるん光る 雨の糸
ルルル ルルル ルルルルルルル

七月生まれの 友達と
遊んでみたい とこがある
遠い遠い 空の海
流れて消える 白い雲

八月生まれの 友達に
飲ませてあげたい ものがある
オレンジ色の 太陽を
浮かべた赤い 飲み物を

九月生まれの 友達と
かけてゆきたい とこがある
月のかかった 青い夜
白い小馬の 背にのって
ルルル ルルル ルルルルルルル

十月生まれの 友達と
みつめていたい ものがある
七つの色の 夕やけを
海にとけてく 夕やけを

十一月生まれの 友達と
歌ってみたい 歌がある
秋の枯葉の レクイエム
悲しく光る レクイエム

十二月生まれの 友達に
教えておきたい ことがある
人は冬の 旅に出る
白い荒野を どこまでも
ルルル ルルル ルルルルルルル


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