「人を恋うる歌」
与謝野鉄幹作詞・奥好義(おく・よしいさ)作曲(?)
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妻をめとらば才たけて
みめうるわしく情(なさけ)ある
友をえらばば書を読みて
六分(りくぶ)の侠気(きょうき) 四分の熱
恋のいのちをたずぬれば
名を惜しむかな男(お)の子ゆえ
友の情をたずぬれば
義のあるところ火をも踏む
ああわれコレッジの奇才(きさい)なく
バイロン ハイネの熱なきも
石をいだきて野にうたう
芭蕉(ばしょう)のさびをよろこばず
上記の歌詞は、全16節のうちの1,2,4番の3節です。
全16節はこちらへ
「六分」は、(ろくぶ)とふりがなを付してあるものもあるようです。
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