「出船の港」

時雨音羽作詞・中山晋平作曲/昭和3年

北海道利尻島、沓形岬公園にある「出船の港」の詩碑(2000/07/09 撮影)

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ドンとドンとドンと 波のり越して(注)
一挺(ちょう)二挺三挺 八挺櫓(ろ)で飛ばしゃ
サッとあがった 鯨(くじら)の汐(しお)
汐のあちらで 朝日はおどる

エッサエッサエッサ 押し切る腕は
見事黒がね その黒がねを
波はためそと ドンと突きあたる
ドンとドンとドンと ドンと突きあたる

風に帆綱(ほづな)を キリリと締(し)めて
(かじ)を廻(まわ)せば 舳先(へさき)はおどる
おどる舳先に 身を投げかけりゃ
夢は出船の 港へ戻る

(注) 一番の歌詞は、「波のり越えて」ではなく、
表記のとおり「波のり越して」が正しい。
昭和3年、藤原義江がレコーディングのときに、
間違えて「越えて」と吹き込んでしまったため、
間違った歌詞の方が有名になってしまった。


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