「ブラームスの子守歌」

武内俊子作詞(1)/緒園涼子(りょうし)訳詞(2)/旗野十一郎作詞(3)/堀内敬三訳詞(4)/中山知子作詞(5)・ブラームス作曲

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武内俊子作詞(1)

ねんねんころり 母のひざは
夢を誘う ゆりかごよ
ゆらり ゆらり ゆらり揺れて
夢の園へ 乳をのみに

ねんねんころり 母の歌に
月も昇る 夢の小道
ひらり ひらり ひらり蝶々
花のかげへ 宿をかりに


緒園涼子訳詞(2)

ねむれよあ子 ばらの花
(な)がもとに 咲きめぐる
ねむれあ子よ いと楽しく
夜のとばり きえゆくまで

ねむれよあ子 天(あま)つ神
汝が夢路 みまもれば
ねむれあ子よ 眼(まなこ)とじて
楽し夢路 たどりゆけよ


旗野十一郎作詞(3)

よい子 よい子
おお ねんねしな
おお ねんねする愛子(いと)さまへ
何をあげよ 五色(ごしき)のまり
たまの笛か あずまの琴

よい子 よい子
おお ねんねしな
おお ねんねする若さま
何をあげよ 錦の旗
軍人(いくさびと)の黄金(こがね)の太刀(たち)


堀内敬三訳詞(4)

眠れよ吾子(あこ) 汝(な)をめぐりて
(うるわ)しの 花咲けば
眠れ、今はいと安(やす)けく
あした窓に 訪(と)いくるまで。

眠れよ吾子 汝が夢路を
(あま)つ使い 護(まも)りたれば
眠れ、今はいと楽しく
夢の園に ほほえみつつ。


中山知子作詞(5)

バラの花は 風に揺れて
夢の歌を うたいます
ねむれぼうや 静かな夜
花の中で 朝を待つの

空の星は ひかり青く
夢の国へ さそいます
ねむれぼうや はるかな空
星の中を かけていくの


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