「霰(あられ)三題」

作詞者不詳・信時潔作曲

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(ひさし)をたたく 音高く、
命あるごと 争いて、
はねて、跳(おど)りて、鉢植(はちうえ)
万年青(おもと)の葉と葉に はさまりて、
ただ一粒が、紅(あけ)の実に
ふと並びたる 霰かな。


大空くらく、風うなり、
雲の上なる 国原(くにばら)に、
おぞや、戦(いくさ)の 始りて、
たけなわなりとや、それ弾丸(だま)
飛来(とびく)る如く、散る如く、
今、降りしきる 霰かな。


村より村へ、ひねもすを
手ぶり、足ぶり おもしろく
猿をまわして、おどらせて、
疲れて帰る 猿曳(さるひき)
背に寒寒(さむざむ)と 眠りおる
猿驚かす 霰かな。

(注) 楽譜は深山さんに、歌詞は舞い蹴るさんにいただきました。
ありがとうございます。(2002/11/26)


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