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Statistics::Lite - 基礎的な統計量の計算
use Statistics::Lite qw(:all); $min= min @data; $mean= mean @data; %data= statshash @data; print "sum= $data{sum} stddev= $data{stddev}\n"; print statsinfo(@data);
本モジュールは軽量で完結したオブジェクト指向の統計パッケージである。一般的に小規模なデータを処理するのに適している。
これは道楽者のためのモジュールでもある。
オブジェクトにデータを投入したり設定したりせずに非常に基本的な高校レベルの統計量を計算したいだけであるなら、本補ムールは極めて有用である。
NOTE
本バージョンでは分散や標準偏差の計算に不偏推定量を用いている。(以前のバージョンでは不偏でない推定量を用いていた。)
前バージョンにおける不偏でない stddev() 及び variance() の値を取得するには、データセットに 0 を追加すればよい。
$stddev_biased= stddev 0, @data;
min(@data), max(@data), range(@data), sum(@data), count(@data)
最小値・最大値・レンジ (max - min)・総和・ @dataのデータ個数(単純に scalar(@data))を返す。
mean(@data), median(@data), mode(@data)
@data の平均・メジアン・モード(2要素が該当する場合はその平均)を計算する。
variance(@data), stddev(@data)
@data の標準偏差・分散を返す。
statshash(@data)
キーが上で述べた関数の名前であるハッシュを対応する値とともに返す。
statsinfo(@data)
上で述べた値を用いてデータセットを記述する文字列を返す。
Import Tags
:all インポートタグはすべての関数を本モジュールから現在の namespace に読み込む。(注意して使うこと。)
個別の関数をインポートするには :funcs タグを用いること。
statshash(@data) と statsinfo(@data) をインポートするには :stats を用いること。
Brian Lalonde, brian@webcoder.info
Perl
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Updated : 2006/07/19 |