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Title : Math::Derivative
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名称

 Math::Derivative - 1階微分・2階微分を計算


概要

use Math::Derivative qw(Derivative1 Derivative2);

@dydx=Derivative1(\@x,\@y);
@d2ydx2=Derivative2(\@x,\@y);
@d2ydx2=Derivative2(\@x,\@y,$yp0,$ypn);

説明

 本 Perl パッケージはデータのベクトルに対する1階微分(Derivative1)及び2階微分(Derivative2)を数値計算する関数をエクスポートする。双方ともデータの x 座標と y 座標を含む2つの配列への参照を引数にとり、所与の x 座標における1階微分または2階微分を配列で返す。Derivative2 は1階微分の計算時にデータの初めと終りの座標を指定することができるが、指定しない場合は「自然な」値を用いる。


履歴

 Revision 1.1:1995/12/26 16:26:59:willijar:Initial revision


バグ

 知らせてほしい。


著者

 John A.R. Williams, <J.A.R.Williams@aston.ac.uk>


【訳注と解説】

  1. 当初、n次元の2点の座標を与えているものと勘違いして、「どうやって微分するんだろう」と勝手に悩んでいたが、違いますね。2次元の点をn個与えてるんですね。つまり、入力として(x[0], x[1], …, x[n-1])と(y[0], y[1], …, y[n-1])という2点を与えたのではなくて、(x[0], y[0])(x[1], y[1])…(x[n-1], y[n-1])というn点を与えて、それらが描く曲線の微分を求めてる、ということなわけだ。
  2. えー。著者は何にも書いてないけど、パッケージの中身を見るに、1階微分は前進差分公式と3点近似公式で計算しています。
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Updated : 2006/06/02