Location : Home > Languages > Perl > Package Title : Language::Ook

名称

　Language::Ook - Ook! のインタプリタ

概要

use Language::Ook;
my $interp = new Language::Ook( "program.ook" );
$interp->run_code;


# Print the Perl code.
$interp->print_code;

説明

　プログラム言語はオランウータンにも読み書きできるものでなければならない。したがって Ook! はオランウータンにも読み書きできるプログラム言語として設計された。
　Ook! は BrainFuck の１種であり、チューリングテストにも合格する。

CONSTRUCTOR

new( [filename] )

　新たな Ook インタプリタを生成する。ファイル名が指定されればファイルの内容を読み込み、保持する。

ACCESSORS

code ( )

　関連する Perl コードを返す。

PUBLIC METHODS

print_code( )

　等価な Perl コードを返す。

read_file( filename )

　引数として与えられたファイルを読み、そのコードを保持する。
　副次的な影響：以前のコードは破棄される。

run_code( )

　保持しているコードを実行する。

著者

　Jerome Quelin, <jquelin@cpan.org>

著作権

　本プログラムはフリーソフトであり、Perl 本体と同様の条件で再配布・修正をしてもよい。

参考資料

• http://www.dangermouse.net/esoteric/ook.html

【訳注と解説】

1. Ook! では用いる言葉が、Ook. Ook? Ook! の３種類しかなく、その組み合わせで１つの命令をなす。メモリー上でのポインタのインクリメント／デクリメント、ポインタが示すアドレスのデータのインクリメント／デクリメント、ポインタが示すアドレスのデータを出力／アドレスにデータを入力という命令と、あと繰り返しを指令する命令、合計８つでほとんどの処理はできてしまうのだな。その手のプログラミング言語の基になっているのが BrainFuck と言う言語。
2. 人間が書いてもコンピュータが書いても、それをカーテンの向こうで区別しようとしてもとうてできそうにないので、確かに、チューリングテストは通りそうだ。（猛爆

Updated : 2006/05/30