ANSWER 75


ダレリオは、ディクレアラーの♣が「AQ」より弱いことはあり得ず、 従って♥でラフ&ディスカードしても ディクレアラーには殆どメリットがないと推測しました。
それどころか、ディクレアラーを困らせる可能性さえると考えました。

・そのため、ダレリオは第4トリックを♦Aで勝ち、
・更にもう1枚♥をリードしました。
 ディクレアラーはダミーでこれをラフし、
 パビス=ティッチは2枚目の♦を捨てました。

・♣のルーザーがまだ残っているため、
 ディクレアラーはダミーの♦Kをリードしました。
 パビス=ティッチはこれをラフ、
 ディクレアラーは♠Jでオーバーラフしました。
・次に♠Kでダミーに渡り、♦Qをリード、
 パビス=ティッチは再びラフ、
 ディクレアラーは♠Aでオーバーラフせざるを
 得ませんでした。

この2連続の「アッパーカット(切り札の昇格を狙うラフ)」により、 ミモ・ダレリオのトランプの♠9が、見事にウィーナーへと昇格したのです!

仮にディクレアラーが4巡目の♥を自分のハンドでラフしていたとしても、 結果は変わりません。
パビス=ティッチはやはり2枚目の♦を捨てることができ、 ディクレアラーはダレリオの♠9を昇格させることなく、 2枚の♣を処理することはできません。