ANSWER 73


このハンドは、ふたたびヘレン・ソベル(Helen Sobel)が主役となったもので、 1960年にトリノで開催された第1回ブリッジ・オリンピアードでプレーされました。
有名なソベルとゴーレンのパートナーシップの晩期に属するものです。

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ソベル=ゴーレン・パートナーシップとは、「コントラクトブリッジ」の歴史において、 1940年代から1950年代にかけて世界最強と恐れられた伝説的なペア(パートナーシップ)のことです。

このペアは、史上最高の女性ブリッジプレイヤーと称されるヘレン・ソベルと、 ブリッジの普及に多大な貢献をし「ミスター・ブリッジ」の異名を持つチャールズ・ゴーレンの 2人によって構成されていました。

彼らは約19年間にわたりプロのパートナーとしてコンビを組み、 全米オープン・ペア選手権やライフマスターズ・カップなど、 数々の主要なタイトルを総なめにしました。
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ヘレン・ソベルは♣でさらに2トリックを期待できましたが、 それだけではコントラクトを落とすには十分ではありません。
切り札で勝てるチャンスはあるでしょうか?

もしEが♥Qとは言わず、 ♥Tを持っていれば、希望はあります。

4枚目の♦が♥Tの アッパーカットで、ヘレンの♥Jを昇格させるのです。

もちろん障害となるのは、 もし4枚目の♦をプレーすれば、 ディクレアラーはダミーからもう1枚の♣を捨てるので、 アッパーカットが成功してもウィナーは増えないことでした。

その解決策は、アッパーカットを行う前に、 まず♣を2つキャッシュすることであり、 更にその2トリックを正しい順番で勝って、Wで終わらせることでした。

したがって、第4トリックで、ヘレン・ソベルは♣9をリードし、 ゴーレンの♣Kに勝たせました。
その後、♣のリターンをWが勝ちました。
これでアッパーカットを行う準備が整いました。