ANSWER 69


コントラクトは非常に簡単にメイクできるように見えます。
オープニングリードの後、デクレアラーは黒いスーツで8トリック取れそうです。
赤いスーツでも1トリックは取れそうです。

タナ・ハーシュはそうは考えませんでした。
♠Tで勝った時、♥Aをキャッシュし、 次に♣を出して、ダミーの♣Aに勝たせました。

そうです、デクレアラーはこれで9勝目のトリック、♥Kを手に入れました。

しかし、残念ながら8勝目のロー♠は取れないことが分かりました。
もしその♠を出したら、ハンドから何を捨てるのでしょうか?

♣を手放せば、タナ・ハーシュの♣Jがエスタブリッシュします。
♦(ダミーから次にプレイしなければならないスーツ)を手放せば、 ♦で3敗しそうです。
♥Kを捨てることは勿論できません。

ダミーの最後の♠は容赦なく自分自身をスクイズにかけてしまうので、 ♠を取るのを諦めて♦Jに向けてプレーしました。
タナ・ハーシュは♦Qで勝ち、最後の♣をリターンし、 デクレアラーをしっかりと自分のハンドに閉じ込めました。

♦をハンドからリードすることになったので、更に2つのトリックを失い、 簡単にメイクしそうに見えたコントラクトはダウンしてしまいました。

このハンドは1973年のイスラエル・ブリッジ・フェスティバルでプレーされました。