ANSWER 58


ブリッジにおける最も古い格言の一つは、ホイストから派生した「セカンドハンドロー」です。
これはほとんどの場合、良いルールです。
しかし、決してオウムの鳴き声になってはダメです。オウムの鳴き声はオウムに任せましょう。
ブリッジプレイヤーは、オウム病に感染しないようにしたいものです。
そして、Eはここでひどい目に遭う可能性がありました。

Eのマイク・ジャーディンが状況を見渡しています。
彼の心の中を覗いてみましょう。

ディクレアラーが1NTレスポンスでマキシマム、例えば♥AJと♦A、を持っている場合、ディフェンスはありません。
しかし、その状況は現実的ではないでしょう。

Wは2♣とオーバーコールしているので、♣以外に少なくとも1枚のハイカードを持っているはずです。
Kは全て見えているので、Aに違いありません。
どのスーツでしょうか?

ディクレアラーが♦Aを持っていなければ、♥に手を付ける前にダミーの♦をセットアップしようとしたはずです。

たとえ♥Aを持っていたとしても、♥AJTほど強くないはず。 もし強ければ、♥Qをリードするでしょう。
そうでなければ、♥Kで勝つことで、Eは♥をブロックしてしまします。

これは、ラス・パルマスでのトーナメントでこのハンドをプレイしたときのマイク・ジャーディンのスローモーションの分析内容ですが、
2トリック目で♥Kを出すのにまったく時間を掛けませんでした。

パートナーのエントリー(♥A)を確実なものにし、それを維持することが不可欠でした。
つまり、これはまさに「セカンドハンドハイ」のケースでした。