ANSWER 48


ディクレアラーのプレイの流れから、2勝目のが9トリック目になることに疑いの余地はないでしょう。
をリビッドしたので5枚持っていることは確実で、 フィネスをしその後Kを出してが3-2ブレイクであることを確認しています。

・アントネスはAを出しました。

続けてウィナーの4トリックを素早く見つけなければなりません。
を攻めるのは明らかですが、どのカードをプレイすべきでしょうか?

・アントネスは♣Jをリードしました!
 これが彼の推論でした。

コントラクトをダウンさせるには、メロがを4枚を持っていて、 ディクレアラーは残りの2枚でなければなりません。
メロのがAT93であれば、 Kから始めても問題ありません。
しかし、ディクレアラーが9かTを持っている場合は、 ダミーの8が昇格してしまうためそれはできません。
従って、ダミーの86に向けて2回リードする必要があり、 Kをエントリーとして持っておく必要があります。

このハンドは、1974年にテルアビブで開催された欧州選手権のポルトガル対アイルランド戦のものです。

4トリックを素早く必要とするディフェンダーは、 コントラクトをダウンさせるための唯一のディストリを想像し、 それに従ってプレイしました。