ANSWER 46
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スイスのピエトロ・ベルナスコーニは、♦Kをラフする前に、
ディクレアラーの考えを注意深く検討しました。
彼は何をしようとしているのでしょうかか?
♣のAKをキャッシュしたことは、
♦のルーザーを早くディスカードしたいのは明らかです。
しかし、なぜ切り札ではなく、♠なのでしょうか?なぜなら、ディクレアラーは♠をプレイし始めたからです。 ハンドにある♣Qを取る時に、 ブロックしないようにしたことは疑いようがありません。 明らかに♠をラフする準備をしているのでしょう。 そしてそれが自然なプレイだったに違いありません。
ベルナスコーニは、ディクレアラーが♥Kを持っている可能性は非常に低く、
もしEが♥Kを持っていたとしても、シングルトンである可能性が高いという結論に達しました。
では、ベルナスコーニが♥2で♦Kをラフしたらどうなるでしょうか?ディクレアラーが次のトリックを勝ち、 ダミーに残っている♦を♣Qで捨て、 そして♥Aと♥Kを一緒にテーブルに置かせるでしょう。 ディクレアラーのプレイを踏まえてハンドを分析したベルナスコーニは、 ・♥Aで♦Kをラフしました! ・次に♥2をリードして、 Eの♥Kに勝たせ、 ・Eは、♦でもう1勝し、 1ダウンです。 |