ANSWER 40 ![]()
3トリック目にWから♦Kが出たことで、かなりやっかいな状況が浮かび上がりました。 Wは♣Aを持っていました。 たぶんWは♦Aも持っていそうです。 しかし、Wは最初パスしているので、デクレアラーが残りの絵札をすべて持っているでしょう。 従って、リードを取り戻せばすぐにコントラクトに必要なトリック数を勝つことは明らかです。 つまり、ダウンさせるにはディフェンダーは続けて更に3トリックを勝つ必要があります。 それは可能でしょうか? もしWが♦を3枚、つまりAKxしか持っていなかったら、望みはありません。 そこでクリーマンは、Wが♦を4枚を持っていて、デクレアラーはダブルトンの♦Qを持っている、と仮定しました。 ♦8を出すべきでしょうか? まさにそれが別の部屋で起こったことでした。 Wはすぐにロー♦に切り替え、 Eが♦Qを出し、 Sがガードしている♦Jに向けて♦をリードしてくると予想しました。 クリーマンは、パートナーに続けて♦Aをキャッシュしてもらいたかった。 どうすれば分かってもらえるでしょうか? クリーマンは答えを見つけました。 ♦Kがリードされた時に♦Jを出したのです! これほど励みになるカードは他にありません。 Wは♦Qを持っていない、と言うEのメッセージをちゃんと受け取りました。 |