デクレアラーがダミーの♣Aで勝っていたら、間違いなくコントラクトはメイクしていたでしょう。 切り札を狩った後♠をリードし、 ディフェンダーが♦での1勝にたどり着く前に、 ♠をもう1度リードします。 これでダミーの♠Qが10トリック目になります。この時、デクレアラーは♦を捨てます。 ガロッツォはサウスの判断ミスを素早く捉え ♣Kで勝ち、そして♠Kをリードしました。 このトリックが勝てたので、続けて♠5を出します。 Wのベラドンナは♠Aで勝ち、3枚目のスペードを続けました。 Eのガロッツォはこれをラフ、 当然オーバーラフされましたが、 勝てない切り札でデクレアラーの10番目のトリック♠Qを殺すことができました。