Wは、♥2をリードした。
・Eのニコラ・ガーデナーはラフ。
・その後、Wがトランプ♠Aで勝った時、再度♥を出してEは再度ラフした。
・♦Kも勝てるので1ダウンとなった。
・他の方法ではダウンさせることが出来ないコントラクトだった。
この素晴らしいディフェンスのキーは、Wのダブルです。
ダブルは何を意味するのでしょうか?
3Cのオープニングビッドは守備力を否定しています。
では、どうして4Sをダブルできるのでしょうか?
明らかに、それはペナルティダブルではない、あり得ない。
と言うことは、これは“ライトナーダブル”のバリエーションだろう!
そうするとリードショーイングのダブルであり、「普通ではない」リードを要求しているのだと!。
EがWの♥がボイドであると思い至るのに数秒しか掛からなかった。
ライトナーダブル:スラム・コントラクトのリードを示唆するダブル。
1.切り札リードを禁止
2.味方がビッドしたスーツのリードを禁止
3.よく考えろ、普通のリードはダメ
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