Wはトランプの♣6をリードした。
パートナーEが♣Kを持っていて非常に幸運だった。
その後、♣AQと取って、ダミーのトランプは無くなった。
次にWは♦Aを勝って(Sは♠2をディスカード)、♦7を続けて出した。
ディクレアラーは、Eが2♦をダブったことを念頭に置いて、ダミーから♦8を
出して、Eの♦9をラフした。
ディクレアラーは、♥を4回勝って、♠Tを続けた。
Wは♠Jで勝ち、2♦をダブったEの効果に期待して♦4を続けた。
ディクレアラーはまた罠にはまり、
ダミーから♦Tを出し、Eは♦Jでカバー、そしてSがラフとなった。
これが勝てる最後のトリックになり、結果は3ダウンであった。
ビッドからトランプリードが求められる時は(ダミーのトランプで♠をラフされそう)、Aの下からのアンダーリードを躊躇してはいけない。
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