Part3 聖タイタス修道院に戻って
 Part3-17 土壇場での代役(1)
修道院はスイス代表チーム決勝への出場権を獲得していましたが、大会当日の朝、災難に見舞われました。

厳しい表情のルシウス修道士がやって来て、
「保健室からまっすぐ来ました、修道院長」
「ザビエルの熱は40度です。出場できません」
と報告しました。
「なんてタイミングだ!」
「それでも、集中力を高めれば出場できるだろう?」
と修道院長。
「医師は4日間の安静が必要と言っています」
とルシウス修道士。
「一体誰が代わりに出場できるというんだ?」

「こんにちは、修道院長」とハーマン修道士がやって来ました。
「いい天気ですね。まさにキャンベラらしい!」
修道院長は諦めたように肩をすくめました。
そして残念なことに、他に解決策はありませんでした。

決勝戦の第1ラウンドでは、修道院長とハーマン修道士が有能な若手ペアと対戦しました。

Game all
Dealer South

リードするのは修道院長でした。
?」と尋ねました。
「普通のAcol(エイコル)システムです」と
オックスフォード大学のスウェットシャツを着たスティーブ・ブライトは答えました。
「マルチで、2つの可能性があります」
「一つはが長いウィークハンド、
 二つ目はリビッドでスートと19~20ポイントを
 伝えます」
 ※21+HCPの時は、全て2♣でオープン

修道院長は絶望的な気持ちで眉を上げて言いました。
「時代遅れだと言われるかもしれないが、
 普通のAcolのが長く強いハンドだけど」
「本当ですか?」ブライトは叫びました。
「正直言って、聞いたことがないけど!」

・修道院長は6をリードし、
 ダミーの7がシングルトンだったので、
 満足そうに頷きました。
 1~2秒後、この7が最初のトリックを
 勝ったことに気づき、ガッカリしました。
・「スモールをお願いします」とジョン。
 ハーマン修道士がAで勝ち、
・♠にスイッチし、
 Sの♠Tに修道院長が♠Qで勝ちました。
・♠のリターンをディクレアラーは♠Kで勝ち、
QでKを追い出しました。
・ディフェンダーは♠xで♠Aを追い出し、
・ディクレアラーはトップをキャッシュし、
 の状況を確認しました。

・♣に手を付ける時が来ました。
 最初の♣を修道院長はダックしました。
・ディクレアラーはJでハンドに戻り、
・2枚目の♣をリードし、
 修道院長が♣Aで勝ちました。
・しかし、修道院長のハンドにはしかなく、
 Sののテナスにを出すしかありません。

で5勝、で1勝、♠2勝、♣1勝となり、合計9勝でジャストメイクになりました。

を返すのは良くないです」とハーマン修道士。
「スモールでしょう」
「そうすれば、まだエクジット力一ドが残っているので、♣Aを安全に勝つことができます」

のリードが明白なら、自分でリードしたら・・」と言い返しました。
「他のテーブルでもディフェンスは同じように進むと思いますよ」

修道院チームがスコアの比較に来たので、修道院長は「マイナス600」と伝えました。
「本当ですか?」とパウロ修道士は叫びました。
「マイナス100です。それは…ええと…13IMP」

「私たちのテーブルでは、プレイは非常に自然な流れだったけど!」と修道院長。
「そちらのテーブルでは何が起こったの?」

「1とオープンしました」とルシウス修道士。
「そして、パス、パス、1♠
「私は1NTとリビッドし、Wのパウロは2♠
「Nは3♣とビッドし、コントラクトは3♣に!」
3♣も作れなかったのですか?」と修道院長。

「メイクすると思ったのですが」とルシウス修道士。
、そしてラフと負け、
 それからオポーネントはにスイッチしました」
はハンドで勝ち、
 続いてトラプを狩ると、Wが♣Aで勝ち、
 次のでEの切り札♣Jがウィナーになりました」

これで1ダウンです。